今回は初心者がパソコンをHDD→SSDに換装した手順を、わかりやすく紹介します。
ハードディスクのパソコンをお使いですか?
今はSSDも安くなっていて、換装するだけで爆速になりますよ。
▼換装後のパソコンのベンチマーク
パソコンの立ち上げやアプリの起動に、イライラした経験はありませんか?
SSDに替えれば、それだけで劇的に改善しますよ。
パソコンを今まで自作したことがない人でも、差し替えるだけなので、誰でもできますよ。
ハードディスクを入れ替えるだけで、パソコン作業がめちゃくちゃ快適です。
SSDは今は256GBくらいなら5,000円以下で買えますし、パソコンを買い換えるより安価です。
余ったハードディスクは外付けで再利用できますし、ぜひSSDに入れ替えて快適なパソコン作業をしてみてください。
本記事の内容
- HDD→SSDの換装に必要なもの
- HDD→SSDに換装した手順
- SSDに換装するメリット
ノートパソコンをHDD(ハードディスク)→SSDに換装時に必要なものは?
▼SSDの換装で必要なもの
- 外付けHDDケース
- 交換用のSSD
- データコピー用のソフト
- 3.5インチ変換ブラケット(デスクトップ型の場合)
まずは、HDD→SSDへの換装に必要なものを紹介します。
上記のうち、外付けHDDケースと交換用のSSDは絶対必要です。
データコピー用のソフトは無料で用意できますので、まずは2点を準備しておきましょう。
今回はノートパソコンに換装しましたので不要でしたが、2.5インチのSSDをデスクトップ型に取り付ける場合は、3.5インチに変換ブラケットが必要です。
デスクトップ型のHDDは3.5インチですが、SSDの多くは2.5インチです。
デスクトップ型に取り付ける場合には、変換ブラケットも準備しておいてください。
必要な物品を詳しく見ていきましょう。
ココがポイント
- 外付けHDDケースが必要
- あとでポータブルHDDになるので、便利
外付けHDDケース
まずはデータをコピーする前のSSDを接続するために、外付けのHDDケースが必要です。
もちろんSSDでも端子は同じなので、接続は可能です。
後々残ったHDDをケースに入れて接続すれば、外付けHDDとして使えます。
後でも使うので、USB3.0に対応したケースにしておくべきです。
人気のケースを選びましたが、動作は安定していて使いやすいですよ。
ココがポイント
- 今後も使うので、人気で口コミのいいケースを選ぶ
- USB3.0に対応したケースを選ぶ
交換用のSSD
交換用のSSDは、私はシリコンパワーのSSDの256GBにしました。
HDDは512GBですが、少ない容量にも問題なく交換できました。
シリコンパワーは爆速ではないですが、動作は安定しているという口コミで、安心して使えます。
交換してしばらく立ちますが、問題なく使えてますよ。
もし迷ったら、同じシリコンパワーにしてみてください。
ココがポイント
- シリコンパワーのSSDは安定して動作している
- 値段ではなく、メーカで選ぶ
データコピー用のソフト
データコピー用のソフトは、無料のソフトで十分足ります。
有料のソフトは必要ないですよ。
私は、easeus todo backupを使いました。
窓の社で無料ダウンロードできますので、まずはインストールしてみてください。
ココがポイント
- 無料のソフトで対応できる
- 買う必要はなし
3.5インチ変換ブラケット(デスクトップ型の場合)
今回はノートパソコンに交換しましたので必要なかったですが、デスクトップパソコンで換装する場合には、3.5インチに変換するブラケットが必要です。
調べた中で最安値は、オウルテックのブラケットが最安でコスパ良さそうです。
デスクトップパソコンに換装を考えている人は、忘れずに用意しておいてください。
ココがポイント
- デスクトップパソコンに換装する場合に必要
- ノートPCと、HDDのサイズが異なる
ノートパソコンをHDD(ハードディスク)→SSDに交換した手順
▼SSDに換装する手順
- 外付けHDDケースにSSDを入れて、パソコンに接続する
- HDDの内容をSSDにコピーする
- パソコンのHDDを取り出して、SSDに交換する
それでは、実際にSSDに換装した手順を紹介しましょう。
手順は大きく分けて3ステップ。
さほど難しくはありませんが、コピーに時間がかかります。
さらにコピーは間違えたら1発でアウトになる場合もあるので、必ず間違えないようにボリュームを指定してください。
それでは詳しく見ていきましょう。
交換するパソコンのスペック
- dynabook B25/31EB 15.6型
- Windows 10 Home
- メモリ:4GB
- HDD:500GB
外付けHDDケースにSSDを入れて、パソコンに接続する
まずはHDDケースに、新しいSSDをセットしてください。
ケースの奥の端子に、SSDの端子を合わせて差し込むだけです。
キチンと差し込めばケースの蓋が閉まります。
付属のUSBケーブルを使って、パソコンに接続してください。
端子が複数あるなら、青い端子がUSB3.0に対応したUSB端子です。
ココがポイント
- 外付けケースは、後々でも外付けHDDで使える
SSDを認識しない場合は、管理ツールからフォーマットすると認識する
パソコンにSSDを接続しても認識されない場合は、コントロールパネル-コンピュータの管理-ディスクの管理から、SSDをフォーマットする必要があります。
普通に接続した認識されず、ちょっとハマりました。
フォーマットする時は、GPTを指定してください。
MBRだとすごい時間がかかりますし、GPTでフォーマット指定してGPTでコピーしないと失敗します。
フォーマットの指定は、GPTでするようにしてください。
ココがポイント
- フォーマットして、認識できるようにする
HDDの内容をSSDにコピーする
SSDが無事に認識されたら、ease us todo backupでHDDの内容をSSDにコピーします。
コピーもGPTでコピーします。
コピー元がHDD・コピー先をSSDに間違いなく指定してください。
コピー先をHDDにしてしまうとデータが全消去されて、最悪はパソコンが起動不可になります。
ここは絶対に間違えないようにしてください。
ココがポイント
- コピーには時間がかかる
- コピー先のボリュームを、間違えずにSSDを選ぶ
パソコンのHDDを取り出して、SSDに交換する
コピーが完了したら、パソコンの裏を開けてHDDを取り出しSSDに入れ替えます。
ドライバー1本で開けられますし、HDDも端子が刺さっているだけなので、交換は難しくないですよ。
プラモデルのようなものです。
初心者でもカンタンに交換できますよ。
交換したら元通りに裏蓋を締めて、ネジを締めて完了です。
起動してみて、元通り起動できることを確認しておきましょう。
換装前と後のベンチマークを比較すると、爆速になっていることがわかります。
パソコンの起動が半分以下で、アプリの起動も爆速になりました。
数年前のパソコンが、最新モデルのような速さになりましたよ。
ココがポイント
- パソコンの裏を開けて、SSDに交換する
- ネジを外すだけで開けられる
パソコンをSSDに替えるメリットは?パソコンが爆速になります
▼SSDに替えるメリット
- パソコンを爆速で使える
- 余ったHDD(ハードディスク)を外付けで使える
- 衝撃に強くなる
- パソコンを買い換えるより安価に改善できる
パソコンをSSDに変更するメリットを紹介します。
詳しく見ていきましょう。
パソコンを爆速で使える
ハードディスクを使っているパソコンの人は、イライラした経験があるはずです。
SSDに替えるだけで、立ち上がりからアプリの利用まで、すべて劇的に改善されますよ。
まるで新しいパソコンのように変わります。
パソコンが遅いな…と感じる人は、まずはSSDに交換してみてください。
きっと快適に使えるようになります。
ココがポイント
- 遅いパソコンでも、ストレスのないレベルになる
- まずはSSD交換を試す
余ったHDD(ハードディスク)を外付けで使える
SSDに交換後のハードディスクは、ケースに入れて外付けHDDとして使えます。
ハードディスクをお持ちの人で外付けHDDが欲しい人は、わざわざHDDを買わなくても大丈夫ですよ。
SSDを買えばパソコン本体を交換して、元のHDDを利用できます。
ココがポイント
- 取り外したHDDを使える
- ポータブルHDDは必要なし
衝撃に強くなる
ハードディスクは物理的に駆動して読み取るため、衝撃に弱いデメリットがありました。
SSDは大きいSDカードのようなものですので、ソフト的に読み取ります。
SSDなら、ある程度は衝撃に強くなりますよ。
もちろん絶対大丈夫という保証はありませんが、SSDの方が安全です。
ココがポイント
- HDDは、物理的に読み取るので衝撃に弱い
- SSDの方が衝撃に強い傾向
パソコンを買い換えるより安価に改善できる
SSDは256GBなら5,000円程度・512GBなら8,000円前後で、パソコンが劇的に変わります。
少し前までSSDは高価でしたが、今はかなり安くなりました。
今では新しいパソコンはほとんどSSDですね。
ちょっと前のパソコンを使っている人でも、SSDに交換すればまだまだ現役です。
そこまでパソコン作業をしない人でも、時間を有効活用するなら換えておいた方がいいですよ。
何よりも、起動待ちの無駄な時間が減ります。
忙しい人は少しでも早く作業を終わらせたいはずですから、SSDは必須ですよ。
ココがポイント
- SSDに交換するだけで、パソコン作業が劇的に改善する
- 新しいパソコンに買い換えるよりも安価
まとめ:初心者がノートパソコンをHDD(ハードディスク)→SSDに交換・換装してみた手順をわかりやすく紹介
ノートパソコンをHDD(ハードディスク)→SSDに換装してみた手順はいかがだったでしょうか。
まとめ | |
HDD→SSDの換装に必要なもの | 外付けHDDケース 交換用のSSD データコピー用のソフト |
HDD→SSDの換装手順 | 外付けHDDケースにSSDを入れて、パソコンに接続する HDDの内容をSSDにコピーする パソコンのHDDを取り出して、SSDに交換する |
SSDに換装するメリット | パソコンを爆速で使える 余ったHDD(ハードディスク)を外付けで使える 衝撃に強くなる パソコンを買い換えるより安価に改善できる |
情報通なあなたは | 資産運用で賢くお金を貯める |
パソコンを今まで自作したことがない人でも、差し替えるだけなので、誰でもできますよ。
ハードディスクを入れ替えるだけで、パソコン作業がめちゃくちゃ快適です。
SSDは今は256GBくらいなら5,000円以下で買えますし、パソコンを買い換えるより安価です。
余ったハードディスクは外付けで再利用できますし、ぜひSSDに入れ替えて快適なパソコン作業をしてみてください。