今回はLINE証券の手数料を楽天証券と比較したメリットを解説します。
私もライン証券でLINEポイント投資を始めました。
▼LINE証券のタイムセール参加状況
結論から言うと、LINE証券の手数料は安いと言われていますが、楽天証券のいちにち定額コースの方が安いです。
但し1株から買えるのはLINE証券のメリットなので、1株ならLINE証券です。
株投資は以外と手数料がかかるので、手数料も意識してネット証券で選んでみてください。
ライン証券は、LINEポイントで株・投資信託が買えるネット証券です。
取引手数料も無料なので、低コストで取引できますよ。
低コストで有名なeMAXIS Slimシリーズも選べて、今1番熱いネット証券ですよ。
本記事の内容
- LINE証券・ネオモバ・楽天証券・SBI証券の手数料比較
- 1株から買う場合はスプレットが発生する
- 1株から買うならLINE証券・100株から買うなら楽天証券
LINE(ライン)証券の手数料ってどうなの?他のネット証券と比較
LINE証券 | SBIネオモバイル証券 |
楽天証券
(いちにち定額コース) |
SBI証券
(アクティブプラン) |
|
投資信託 | 無料 | ー | 無料 | 無料 |
株手数料 (100株) |
買い:無料 売り:99〜869円 |
月額固定(最低200円) | 50万円/日まで無料 | 50万円/日まで無料 |
株手数料(1株) | 無料 | 月額固定(最低200円) | ー | ー |
信用取引 | 無料 | ー | 50万円/日まで無料 | 50万円/日まで無料 |
ポイント投資 | LINEポイント | Tポイント | 楽天ポイント | Tポイント |
ライン証券の手数料は本当に安いの?
他の大手ネット証券と呼ばれる楽天証券・SBI証券、それと同じく1株から買えるSBIネオモバイル証券と、ライン証券の手数料を比較してみましょう。
ライン証券は1株から買えるネット証券なので、手数料比較はあくまで100株からの手数料です。
確かにライン証券の手数料はパッと見では安く見えますが、それは楽天証券とSBI証券の手数料コースによります。
楽天証券とSBI証券では手数料コースが別れていて、1日50万円までは手数料が無料になるコースがあります。
いちにち定額コースに変えてしまえば、ぶっちゃけライン証券より安い。
しかしライン証券は、1株から買えるメリットもあるので、一概に比較はできないですね。
投資信託に関しては、どこで買っても買付手数料は無料です。
但し運用中に支払う信託報酬は、別途運営会社に支払っています。
ココがポイント
- ライン証券の手数料は、売りは少し高め
- いちにち定額コースに変えてしまえば、楽天証券・SBI証券の方が安い
楽天証券のいちにち定額コースとは?
種類 | 超割コース | いちにち定額コース |
投資信託 | 買付手数料無料 | |
現物取引 | 1回毎に支払う ※NISA枠なら無料 ※1%をポイントバック |
1日50万円まで無料 ※NISA枠なら無料 |
信用取引 | 1回毎に支払う | |
国内株式 | 無料(現物なら手数料あり) | 無料(1日50万円まで) |
米国株 | 2.22米ドル以下は無料 | |
ETF | 国内101・米国9銘柄は無料 |
例えば楽天証券では、1回毎に手数料がかかる超割コースと、1日何回取引しても手数料は無料のいちにち定額コースがあります。
主に違うの株取引で、1回でも取引することがあるなら、いちにち定額コースに変えておいた方が無難です。
SBI証券だとアクティブプランという名で、ほぼ同じ手数料コースがあります。
楽天証券・SBI証券だと100株からしか買えませんが、株を買うなら大手ネット証券の方が安く買えます。
ココがポイント
- 初期は超割コース(1取引毎に手数料がかかる)
- SBI証券でも同じく定額のアクティブプランがある
1株から買う場合でもスプレッドは発生する(コスト0ではない)
取引手数料は無料です。
ただし、当社が提示する価格は基準価格に取引コストとして、スプレッド(差額)を乗せる方式としています。
※提示価格基本方針
■9:00-11:20、12:30-14:50
取引所(東証)の最良気配を基準に0.05%*のスプレッドを加減算します。
■11:30-12:20
前場終値に0.05%*のスプレッドを加減算します。ただし終値引けのみ対象となります。
■17:00~21:00
翌日基準値段に0.5%*のスプレッドを加減算します。
*精算金額に1円未満の端数がある場合、買付のときは切り上げ処理(売却のときは切り捨て処理)を行います。(例:基準価格が100円の銘柄を午前中に買付する場合、提示価格は100.1円となり、1株のみ買付した場合、精算金額は101円となります。)引用元:LINE証券 相対取引(単元未満株を含む)ルール
確かにライン証券で1株から買う場合は手数料は無料ですが、完全に無料ではないです。
1株から買ってもスプレッドが発生していて、単純にコスト0とはいきません。
しかし実際には翌日の基準価額で取引されていますので、スプレッドは目に見えるコストではないわけです。
実際に1株から取引しても、スプレッドは表示していません。
いくらスプレッドで支払ったかは、計算で出すしかありません。
ライン証券で夜中に注文を入れておくこともできますが、なるべくなら日中の時間に注文した方が低コストで売却できます。
普段仕事で忙しい人も、スキマ時間に注文を入れた方がいいですよ。
ココがポイント
- 1株から売買は手数料は無料だが、スプレッドは発生している
- スプレッドは取引コストとして見えない
LINE(ライン)証券で株を買うメリットは?1株から買えるネット証券
▼ライン証券で株を買うメリット
- 単元株未満(1株から)買える
- タイムセール株で最大7%OFFで株が買える
- LINEポイントで買える
ライン証券で実際に株を買うメリットを紹介します。
詳しく見ていきましょう。
単元株未満(1株から)買える
ライン証券は1株から買えるネット証券ですので、より少額で気軽に色々な企業の株を買えます。
今までは100株からでないと買えなかったので、ある程度まとまったお金が必要でした。
今では1株から買えるネット証券は増えていますが、どれも手数料も安くて買いやすいですよ。
今までなかなか手が出せなかった株も、1株なら買えますので、高配当株に投資して配当金を貰っちゃいましょう。
ココがポイント
- 1株から買えるネット証券は増えてきている
- 単元株未満なら、手数料は無料(スプレッドはかかる)
タイムセール株で最大7%OFFで株が買える
ライン証券では月に1度ほど、タイムセールで最大7%OFFで株を買うことができます。
割引率は3・5・7%でランダムですが、7%を引ければラッキー。
買った株は翌日朝一番で売れますので、ほぼ勝ちは確定。
5株までしか買えないので利益は少額ですが、参加してみるとおもしろいですよ。
ココがポイント
- 月に1度、タイムセールで株が買える
- 3・5・7%OFFで株が買える
LINEポイントで買える
ライン証券の最大の特徴として、貯めたLINEポイントで株・投資信託が買えます。
買うならどちらかというと、投資信託の方が買いやすいですね。
投資信託なら100円から買えますので、本当に少額から積み立てするのにちょうどいいです。
ライン証券なら低コストで有名なeMAXIS Slim シリーズの取り扱いがありますので、私はつみたNISAもLINEポイントも、eMAXIS Slim 全世界株式に積み立てしています。
全世界株式は1本で、世界中の株式に投資してくれるので、ほったらかし運用に最適な銘柄です。
ココがポイント
- 投資信託は100円から積み立てできる
- ライン証券には、低コストで有名なeMAXIS Slim シリーズの取り扱いがある
【結論】100株以上なら楽天証券/SBI証券・1株ならLINE(ライン)証券/ネオモバ
結論から言うと、株を買うなら100株以上で買うなら楽天証券・SBI証券で、1株から買うならライン証券・ネオモバで買うべきです。
手数料面から見ても、ライン証券で100株以上を買うメリットはないので、まとめて買うなら大手ネット証券で買ってください。
もちろん1株から買い続けて100株以上になった場合は、この限りではありません。
投資信託を買うなら、先程紹介したネット証券ならどこでも買付手数料は無料なので、ポイントで買うなら投資信託です。
投資信託はポイントによって、それぞれのネット証券で積み立てしてください。
ココがポイント
- 1株から買うなら手数料無料のライン証券・月額固定のネオモバ
- 100株以上で買うなら、手数料最安の楽天証券・SBI証券
株はタイムセール株だけ・LINEポイントは投資信託に積み立てする
私のライン証券の使い方としては、タイムセール株だけ株を買って、貯まったLINEポイントで投資信託に積み立てしています。
株を買うなら、楽天証券の方が手数料も安いですからね。
1株からでないと、ライン証券で買うメリットはありません。
タイムセール株は月に1度ほど最大7%OFFで株が買えるので、その場で最大7%の利回りが確定します。
5株しか買えないので儲けは少ないですが、ほぼ確実に利益が出るので、エンタメとしては最高におもしろい買い方です。
ライン証券で投資信託に積み立てしつつ、タイムセールもぜひ参加してみてください。
ココがポイント
- タイムセール株で、月に1度ほど最大7%OFFで株が買える
- 100株以上は大手ネット証券で株を買う
本格的に資産運用・投資をするなら大手ネット証券で口座開設する
ネット証券 | 投資信託の銘柄数 | 最小投資金額 | ポイント投資 |
楽天証券 | 2,638本 | 100円 | 楽天ポイント |
「楽天ポイント」を貯めたり使ったりできるネット証券 ポイント投資で有名で、今1番お得に運用できると話題 |
|||
SBI証券 | 2,651本 | 100円 | Tポイント |
証券口座と言えば、SBI証券と言っても過言ではないでしょう 低コスト・豊富なラインナップで、投資家には必須の口座 |
|||
マネックス証券 | 1,000本 | 100円 | マネックスポイント |
低コストな投資信託の取り扱いが多いネット証券 イデコではマネックス証券で運用が最強 |
確かにライン証券は手数料が安いですが、あくまで少額に特化したネット証券であることは否めません。
本格的に資産運用を始めるなら、大手ネット証券で口座開設しておき、積み立てして運用してください。
投資信託は星の数ほどありますが、ほとんどが手数料が高い銘柄ばかり。
特に銀行窓口で買う投資信託は、どれも高すぎて利益が出ないのでやめましょう。
答えは、ネット証券で口座開設して、eMAXIS Slim シリーズを買ってください。
株は情報が命な所もあり、普段忙しい人や初心者の人には運用は難しいものです。
投資信託なら中身はプロが銘柄を選んでくれますので、初心者にとっては最強の資産運用ツールを言えます。
特にこのeMAXIS Slimシリーズは量販店のように、「他に安い銘柄あったら下げますよ」と言っています。
つまりいつの時代でもeMAXIS Slim なら最安の銘柄で、ネット証券なら買付手数料も無料です。
投資信託で利益を出すなら、ネット証券・eMAXIS Slimが最強の組み合わせですので、必ずこの組み合わせで始めてください。
ココがおすすめ
- 銀行窓口で買う投資信託は、手数料が高すぎてほとんどの人がマイナスになる
- ネット証券なら、すべての投資信託の買付手数料は無料
どれに積み立てすればいいの?eMAXIS Slim 全世界株式で世界中の株式に分散投資
銘柄 | eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー) |
投資先 | グローバル(日本を含む) |
買付手数料 | 無料 |
信託財産留保額 | 無料 |
信託報酬 | 0.1144%/年 |
買える証券口座 | 楽天証券 SBI証券 |
eMAXIS Slim シリーズの中でも私のおすすめは、eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)です。
全世界株式は1本で世界中の株式に分散投資してくれるので、他の銘柄も選ばなくてもいい、ほったらかし運用向き。
eMAXIS Slim シリーズなら、全世界株式の中でも手数料が最安。
これ1本で米国株も日本株も、新興国の株にも分散して積み立てしてくれます。
まさに初心者やほったらかし投資をしたい人にとっては、最適な銘柄です。
つみたてNISAの非課税のメリットを活かして、全世界株式でリターンを狙っている人がほとんどです。
eMAXIS Slimシリーズは、多くの人が積立している銘柄なので、安心して選んでください。
まとめ:LINE(ライン)証券の手数料ってどうなの?他のネット証券と比べてみたメリットを解説
ライン証券の手数料を他のネット証券と比べてみたメリットはいかがだったでしょうか。
まとめ | |
ライン証券の手数料は? | 買いは手数料無料 売りは比較的高め |
ライン証券を選ぶメリットは? | 1株から買うなら、手数料無料 但しスプレットはかかります |
結論 | 1株から買うならライン証券 100株から買うなら楽天証券 |
LINE証券の手数料は安いと言われていますが、楽天証券のいちにち定額コースの方が安いです。
但し1株から買えるのはLINE証券のメリットなので、1株ならLINE証券です。
株投資は以外と手数料がかかるので、手数料も意識してネット証券で選んでください。
ライン証券は、LINEポイントで株・投資信託が買えるネット証券です。
取引手数料も無料なので、低コストで取引できますよ。
低コストで有名なeMAXIS Slimシリーズも選べて、今1番熱いネット証券ですよ。