今回は楽天証券の手数料コースと実際に支払う手数料を解説します。
私も楽天証券で楽天ポイントを使って、つみたてNISAを運用しています。
▼楽天証券のつみたてNISA運用
楽天証券の手数料は、2019年12月からほぼ無料化されました。
株取引する人も投資信託で運用する人も、手数料無料は嬉しいですね。
ネット証券は手数料無料化の流れでどんどん低コスト化していますので、必ずネット証券で始めてください。
楽天証券は楽天ポイントで積み立てができる、今1番話題のネット証券です。
今では多くの人が、楽天証券で楽天ポイントを使って資産運用を始めています。
楽天カードを使えば入金の手間も必要ないので、本当に簡単にポイント投資ができますよ。
本記事の内容
- 楽天証券の手数料コースは2種類:超割コース・いちにち定額コース
- 株取引手数料は、手数料コースによって変わる
- 手数料コースの変更は翌営業日から適用
【2019年12月】楽天証券の投資信託・株・ETFはほぼ無料になりました
▼【2019年12月】楽天証券の手数料無料化
- すべての投資信託の買付手数料が無料
- 国内ETF・REIT・信用取引手数料が無料
- いちにち信用の取引手数料が0円、金利・貸株料も最低水準に!
- 国内株式(信用・現物)の1日の取引金額50万円まで取引手数料0円!
- 米国ETF9銘柄の(買付)手数料0円
- 国内ETF101銘柄の現物取引手数料が0円
楽天証券では手数料無料化の流れを受けて、投資信託や株式・ETFの手数料が買付手数料が無料化されました。
もちろん投資信託やETFでは運用手数料の信託報酬がかかりますが、買付手数料はほぼ無料です。
今まで手数料がかかるから、見送っていた投資信託にもどんどん積み立てできますね。
株投資している人ならわかると思いますが、株を買うときって手数料が意外とばかにならないほどかかるんですね。
例えば無料化前では、50万円程度の株を買おうと思ったら買うだけで、100円程度の手数料を支払っていました。
手数料無料化は他のネット証券にも波及していて、他のネット証券でも手数料は無料になりつつあります。
楽天証券はポイント投資でメリットが大きいですが、手数料面でもネット証券の中でトップクラスです。
ココがポイント
- 楽天証券では、2019年12月よりほとんどの手数料は無料化された
- 他のネット証券にも手数料無料化の流れが広がっている
楽天証券の手数料コースとは?超割コース・いちにち定額コースの違いは?
種類 | 超割コース | いちにち定額コース |
投資信託 | 買付手数料無料 | |
現物取引 | 1回毎に支払う ※NISA枠なら無料 ※1%をポイントバック |
1日50万円まで無料 ※NISA枠なら無料 |
信用取引 | 1回毎に支払う | |
国内株式 | 無料(現物なら手数料あり) | 無料(1日50万円まで) |
米国株 | 2.22米ドル以下は無料 | |
ETF | 国内101・米国9銘柄は無料 |
楽天証券では、2種類の手数料コースから選ぶことができます。
初期は超割コースですが、手数料割引でいちにち定額コースの方が安いですね。
投資信託に関しては、コースに関わらずすべての投資信託の買付手数料は無料です。
基本的に現物取引では1回毎に手数料がかかり、信用取引は無料です。
もし株を買う場合は、NISA枠内で買えば手数料は無料。
ココがポイント
- 投資信託は、どのコースでも買付手数料無料
- 1回以上現物取引するなら、いちにち定額コース
楽天証券の手数料コース:超割コースとは?
楽天証券では初期は超割コースです。
カンタンに言うと手数料はかかるけど、他のネット証券に比べると安め。
そして手数料の1〜2%がポイントバック。
あくまで手数料の1〜2%なので、ポイントはたいしたことないです。
今は手数料無料化で、いちにち定額コースの方が安くなりますね。
もし1回でも株投資をする人は、50万円まで無料のいちにち定額コースにした方がいいです。
ほとんど株やETFに投資しない人でも、念の為に変更。
ココがポイント
- 1回毎に手数料を支払う
- 手数料の1〜2%はポイントバック
大口優遇が適用されるとさらに割引がある
判定タイミング | 取引内容 | 条件 |
毎日判定 | 信用取引 | 1日の新規建約定金額の合計:5,000万円以上 |
1ヶ月の新規建約定金額の合計:5億円以上 | ||
15:30時点の信用建玉残高:5,000万円以上 | ||
毎月判定 | 貸株 | 1ヶ月の平均残高:5,000万円以上 |
1ヶ月の平均残高:5,000万円以上 |
ここはほとんど使うことはないと思いますが、超割コースには大口優遇という大口用のコースがあります。
合計金額が5,000万円以上という、本当に大口用です。
ほとんど使う人はいないと思いますが、10万円まで取引は無料・信用取引無料になります。
ココがポイント
- 超割コースには、大手用の大口優遇がある
- ほとんど適用される人はいない
楽天証券の手数料コース:いちにち定額コースとは?
楽天証券の手数料コース:いちにち定額コースは、今まで10万円だったのが50万円まで無料に拡大されました。
50万円以上の取引をする人は、超割コースの方がお得です。
しかし50万円以上の株をことはほぼないですし、なかなか普通の人は50万円を超えないでしょう。
私は株投資はほぼしていないですが、念のためにいちにち定額コースにしています。
50万円以上を1日で動かす機会は少ないので、いちにち定額コースにしておきましょう。
ちなみにいちにち定額コースの手数料は、取引毎ではなく1日辺りの手数料です。
ココがポイント
- 50万円以下の取引なら、いちにち定額コースが安い
- 1日1回以下の取引回数なら、いちにち定額コースの方が安い
デイトレード割引がある
取引日 | 取引 | 約定金額 | 手数料 |
2019/06/11 (例) |
現物買い | ¥500,000円 | ¥943円 |
現物売り | ¥540,000円 | ¥0円 |
デイトレード割引とは、1日のうちに同一銘柄の買い→売り、売り→買いが発生した場合に、片道分の手数料が合計金額に含まれない割引です。
つまり買いと売りの片方だけに対して、手数料が発生するわけですね。
これは一部売却でも適用され、例えば100株買ったものを当日中に50株売った場合、売りの手数料が無料になります。
デイトレーダーの人はとても嬉しい割引。
ココがポイント
- 1日で売買すれば、片道分の手数料しかかからない
楽天証券の手数料コースの変更方法は?
▼手数料の変更条件
- 執行中の注文があると、手数料コースの変更は不可
- 当月に取引がない場合、即日変更が可能
- 夜間取引の場合、前営業日から変更後の手数料
手数料の変更は基本的に翌営業日からの変更で、 取引がなければ即変更も可能。
もちろん注文中の取引があると、手数料コースは変えられません。
夜間取引などを使う人、曖昧な部分はちゃんと確認しておいてください。
手数料コースの変更手順
まずは楽天証券にログインして、右上の「設定・変更」を選択します。
「設定・変更」にカーソルを乗せるだけでもメニューは表示されますが、選択後に画面遷移してから選んでもOKです。
「各商品に関する設定」から「手数料コース」を選択します。
現在設定済みの手数料コースが表示されます。
口座開設後は「超割コース」に設定されています。左の「コースを変更」を選択します。
変更後の手数料コースに間違いがないか確認して、チェックが入っていることを確認します。
問題なければ「次へ」を選択します。
最後に取引暗証番号を入力て、「変更する」を選びます。
以上で、手数料コースの変更は完了です。
通常は、翌営業日から手数料コースの変更が適用されます。
ココがポイント
- 楽天証券にログインして、設定から手数料コースを変更する
- 通常は翌営業日から変更が適用される
【前提】資産運用・投資で支払う手数料の種類は?株・ETF・投資信託・債券のそれぞれを解説
金融商品 | 手数料の種類 |
国内株・ETF | 売買手数料:売買時にかかる手数料 信用取引金利:保有中の建玉の金利(信用取引の場合) |
投資信託 | 買付手数料:買う時の手数料(楽天証券なら無料) 信託報酬:運用期間中は毎月払う(どこで買っても同じ) |
外国株・ETF | 売買手数料:売買時にかかる手数料(高め) |
債券 | 無料 |
一般的に金融機関で買える金融商品は、上記4つに分類されます。
他にも金などの資産もありますが、それは別途手数料がかかります。
それはどこのネット証券でも同じです。
金融機関に依存する手数料は、主に売買手数料です。
投資信託などは運用期間中に運営会社に手数料を払っていますが、これは運用にかかるものなので、どこで買っても同じ。
金融機関を選ぶなら、まず売買手数料が安いことが前提です。
例えば100万円買っても10%の手数料を払ったら、実際には90万円しか買えないことになります。
主に比較すべきなのは売買手数料で、外国株などが手数料高いのは仕方ないです。
金融機関を選ぶ時は、売買手数料に注目して選んでください。
ココがポイント
- 主に支払うのは、売買手数料
- 信託報酬など運用にかかわるものは、どこで買っても同じ
楽天証券は手数料無料のETFの取扱い数が最多
楽天証券は、売買手数料が無料のETFの取り扱い数No.1です。
手数料無料は売買手数料で、もちろん運用手数料である信託報酬はかかるので注意しましょう。
それでも買う時の手数料が無料なのは、嬉しいですね。
人気のiシェアーズや楽天投信投資顧問のETFなら、国内外関わらず無料なので嬉しいポイント。
銘柄数でいうと、103銘柄が無料です。(2020年2月時点)
最近話題のETFも楽天証券で買えば、割安で運用が可能です。
ETFに関しても、選ぶなら楽天証券一択でしょう。
ココがポイント
- 楽天証券は手数料無料ETFの取引数No.1
- 手数料無料の銘柄数は103銘柄(2020年2月時点)
【楽天ポイント投資】まとめ記事
楽天証券については、理解できましたか?
楽天証券は楽天ポイントで投資信託を買えて、貯めた楽天ポイントで将来への積み立てに使えます。
楽天証券についてのまとめ記事です。楽天証券について、全体を理解しておきましょう。まとめ記事は、「この記事を読む」をタップしてください。
まとめ:楽天証券の手数料は安いの?手数料コースと実際に支払う手数料をわかりやすく解説
楽天証券の手数料コースと手数料の種類はいかがだったでしょうか。
まとめ | |
楽天証券の手数料 | 2019年12月に楽天証券の手数料はほとんど無料化された |
手数料コース | 超割コース:取引毎に手数料がかかる いちにち定額コース:50万円までの現物取引は手数料無料 |
どっちがお得なの? | ほとんど株・ETFの取引しない・少額の人は、いちにち定額コース 50万円以上の取引が数回程度の人は、超割コース 一般的にはいちにち定額コースが使いやすい |
楽天証券の手数料は、2019年12月からほぼ無料化されました。
株取引する人も投資信託で運用する人も、手数料無料は嬉しいですね。
ネット証券は手数料無料化の流れでどんどん低コスト化していますので、必ずネット証券で始めてください。
楽天証券は楽天ポイントで積み立てができる、今1番話題のネット証券です。
今では多くの人が、楽天証券で楽天ポイントを使って資産運用を始めています。
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