今回はふるさと納税の確定申告の方法・やり方・書き方を解説します。
私も毎年楽天ポイントを貯めながらふるさと納税してます。
▼ふるさと納税
ふるさと納税は、確定申告が必要なの?
ふるさと納税は、ワンストップ特例制度を使えば確定申告は不要です。
ワンストップ特例制度の適用条件をよく確認して、対象外の場合は確定申告で申告してください。
まだふるさと納税を初めていない人は、この記事を読んでふるさと納税を始めてみてください。
先におすすめの節税方法を知りたい人は、「おすすめの節税」を読んでみてください。
本記事の内容
- ふるさと納税は、確定申告・ワンストップ特例のどちらかで控除可能
- 確定申告でもワンストップ特例でも控除される金額は同じ
- ふるさと納税の確定申告書の書き方・記載例
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ふるさと納税は確定申告が必要なの?ワンストップ特例制度との比較
確定申告 | ワンストップ特例制度 | |
手続き難易度 | やや高 | 簡単 |
手続き回数 | 年1回 | 寄付の都度 |
提出先 | 税務署 | 寄付した自治体 |
提出期限 | 翌年3/15まで | 翌年1月上旬 |
ふるさと納税の確定申告を解説しましょう。
ふるさと納税はワンストップ特例制度を使えば、確定申告は不要で簡単です。
必ずしも確定申告をする必要はないので、ふるさと納税は本当に簡単ですね。
今回はワンストップ特例を使わずに、確定申告でふるさと納税の寄付金を控除する場合を解説しましょう。
ココがポイント
- 確定申告は何かと手間
- 手続きが簡単な、ワンストップ特例がある
ワンストップ特例制度とは?書類1枚で完了
▼ワンストップ特例制度の書類記載例
ふるさと納税のワンストップ特例制度は、確定申告よりもとても簡単。
やることは、書類1枚を寄付した自治体に送るだけ。
しかも書くことは、マイナンバーと日付・金額と同意事項にチェックを入れる程度です。
確定申告よりも圧倒的に簡単なので、ふるさと納税をするなら、ワンストップ特例制度で申請してください。
他に確定申告する予定のある人だけが、確定申告で申告するようにしてください。
ココがポイント
- ワンストップ特例制度の書類は、マイナンバー・日付・金額を書いたら完了
- 他に確定申告をする用事のない人が、ワンストップ特例制度で申請する
ふるさと納税の税金控除の仕組みは?確定申告でもワンストップ特例でも控除額は同じ
確定申告をした場合の控除 | ワンストップ特例制度を使った控除 | |
所得税 | 所得税控除 | ー |
住民税 | 住民税控除(基本分) | 住民税控除(基本分) |
住民税控除(特例分) | 住民税控除(特例分) | |
ー | 住民税控除(申告特例控除) |
ふるさと納税の確定申告での税金控除の仕組みを解説しましょう。
少しややこしい話しですが、ワンストップ特例制度は住民税からのみ控除があります。
しかし所得税から控除ができない分、確定申告より損をするというはないですよ。
ワンストップ特例制度を使うと、住民税の控除額に「申告特例控除」枠の控除が追加されます。
この申告特例控除が実質は所得税控除と同じになるため、確定申告でもワンストップ特例制度でも同額の控除額となるように計算されます。
ココがポイント
- 確定申告でもワンストップ特例制度でも、合計の控除額は同じになる
- 確定申告をすると、所得税からも控除される
各控除の計算方法は?所得税控除と住民税控除(申告特例控除)は同一の控除額
控除 | 計算式 |
所得税控除 | (ふるさと納税額 - 2,000円) × 所得税率 |
住民税控除(基本分) | (ふるさと納税額 - 2,000円) × 10% |
住民税控除(特例分) | (ふるさと納税額 - 2,000円) × (1 - 10% - 所得税率) |
住民税控除(申告特例控除) | 住民税控除(特例分) × 所得税率 ÷ (1 - 10% - 所得税率) |
所得税控除と住民税控除(申告特例控除)は実質同じ結果となります。
確定申告でもワンストップ特例制度でも、同じ金額が控除可能というわけです。
但し住民税控除(特例分)には、住民税所得割額の2割の上限がありますので、確定申告をした方がお得なケースもあります。
しかし差額はわずかなので、わざわざ差額を気にして確定申告するほどでもないですよ。
ココがポイント
- 細かく言えば、確定申告の方がお得な場合がある
- 気にするほどの差額ではない
ふるさと納税の確定申告書の書き方・記載例と必要な書類を解説
確定申告に必要な書類は?
ふるさと納税寄付後に、寄付先の自治体から寄付金受領証明書が郵送されてきます。
これは確定申告に必要ですので、必ず保管しておきましょう。
その他には会社員の人は、勤務先から源泉徴収票が発行されますので、必ず保管しておきましょう。
もしマイナンバーカードがない場合は、通知カードまたは住民票と写真付きの身分証のコピーが必要です。
写真付きの身分証は、例えば以下のものでOKです。
- 運転免許証
- パスポート
- 障害者手帳
もっと詳しく
- マイナンバーカードがある人:マイナンバーカードのコピーを提出
- 通知カードのみある人:通知カードと写真付き身分証のコピー
- 上記がない人:住民票と写真付き身分証のコピー
確定申告の記載方法・記載例
確定申告書は国税庁のHPより作成します。
画面の指示に従って作成すればいいので、簡単ですよ。
ふるさと納税は寄付金控除に該当しますので、「寄付金控除」を選びましょう。
寄付金控除ではふるさと納税の寄付先をすべて入力します。
複数の自治体へ寄付した場合も、忘れずにすべて入力してください。
寄付額をすべて入力したら、寄付金控除が自動計算されます。
最後に還付金の受け取り方法を指定して、マイナンバーを入力したら完了です。
確定申告では記入漏れがないか十分に注意しましょう。
ココがポイント
- 確定申告書は、国税庁のHPから作成する
- 画面の指示に従って、金額を入力していくだけ
確定申告書の提出
- e-Taxで提出
- 郵送で所轄税務署へ提出する
- 所轄税務署の受付へ持参する
確定申告書が作成できたら、所轄税務署へ申告書を提出しましょう。
税務署への確定申告書の提出方法は3種類あります。
提出ならe-Taxか郵送が便利ですよ。
e-Taxでは電子申告しますが、結局郵送で書類を提出しなくてはならず、メリットはありませんでした。
しかし2020年分からは、青色申告の人の控除額がe-Taxで申請すれば最大65万円の控除が受けられます。
青色申告の人はe-Taxで提出した方がお得ですね。
青色申告以外の人は、郵送か最寄りの税務署へ持参しましょう。
ココがポイント
- 郵送かe-Taxが簡単
- 青色申告なら、e-Taxで申請する
どこでふるさと納税すればいいの?おすすめのふるさと納税サイトを解説
おすすめふるさと納税サイト①:楽天ふるさと納税
おすすめ度:
公式ページ: https://event.rakuten.co.jp/furusato/
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おすすめふるさと納税サイト②:ふるなび
おすすめ度:
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【ふるさと納税】まとめ記事
ふるさと納税については、理解できましたか?
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ふるさと納税についてのまとめ記事です。ふるさと納税について、全体を理解しておきましょう。まとめ記事は、「この記事を読む」をタップしてください。
まとめ:ふるさと納税って確定申告が必要なの?書き方・記載例を画像でわかりやすく解説
ふるさと納税の確定申告のやり方と書き方・記載例はいかがだったでしょうか。
まとめ | |
ふるさと納税の税金は? | 確定申告・ワンストップ特例制度で申告する |
どちらがお得? | 控除方法が違うだけで、どちらも結果的は控除額に違いはない |
ふるさと納税を始めるなら? | 楽天ユーザ:楽天ふるさと納税 それ以外:ふるなび |
ふるさと納税は確定申告でもワンストップ特例制度でも、控除される金額は変わりません。
どちらがお得ということはないので、迷っている人は手間が少ないワンストップ特例で控除した方が簡単ですよ。
他で確定申告をする用事がある人はワンストップ特例は使えませんので、確定申告で寄付金控除しましょう。
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