今回はトラリピの新機能であるレンジマップと使い方を紹介します。
私もトラリピを毎月運用して利益が出ています。
▼トラリピの運用状況
トラリピに新機能が追加されました。
他の人が仕掛けている設定が見える、レンジマップがリリースされました。
自分の設定が市場と合っているか見るには、最適な機能かと思います。
FXではよくある売買比率とは異なり、まだ発生しない注文まで見ることができます。
トラリピでどれくらいの値幅に備えておけばよいか、参考にしてみてください。
先に他のFX自動売買と比較したい人は、「おすすめのFX自動売買」からチェックしてみてください。
本記事の内容
- トラリピの新機能「レンジマップ」
- レンジ幅を決める参考になる
- 迷った人は、トラリピ1クリックで運用を始める
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トラリピのレンジマップってなに?見方・使い方
2020年8月にトラリピにレンジマップ機能がリリースされました。
このレンジマップ機能とは、簡単にいうと他の人の設定を見られる機能。
FXでは他の人の売買を見られる売買比率などの機能が一般的ですが、まだ発生していない注目が見えるのは嬉しいですね。
トラリピでは何が起きても利益が出せるように広くレンジ幅を取る人が多いので、参考にするといいですよ。
これからトラリピで設定を仕掛ける人は、必ず見るべき機能です。
ココがポイント
- まだ発生していない注文を見ることができる
- レンジ幅を決める参考になる
レンジマップの見方は?
レンジマップ機能は、例えば米ドル円を設定している人のうち、何%の人がそのレンジ幅に設定しているかを表しています。
もし一人で設定している人がいればひとマスで表されるようなので、レンジ幅としてはかなり広めになっています。
中でもマス目が多い価格帯は、仕掛けている人が多い人気の価格帯ということです。
1マスは10%を表すので、例えば6マスなら60%の人が設定している価格帯ということです。
ココがポイント
- 1マスは10%を表す
- 人気の価格帯がわかる
FXツールでは価格分布がある
トラリピではありませんが、通常のFX裁量トレード口座では、他の人がどのような価格のポジションを持っているか、価格分布を見ることができるのが一般的です。
しかしこれはすでに成立したポジションを表していますので、現在保有中のポジションです。
トラリピのレンジマップのように、まだ成立していないポジションは見ることはできません。
トラリピ戦略を考える時には、裁量トレード口座の価格分布も参考にしてください。
他のトレーダーが、現在どのようなポジションで苦しんでいるのか、把握しておくことは重要ですよ。
ココがポイント
- 価格分布で、他のトレーダーのポジションも見ておく
- レンジマップなら、まだ発生していない注文を見ることもできる
レンジマップを使ったトラリピ戦略の立て方は?
トラリピのレンジマップを参考にしてレンジ幅を決めるなら、当然として現在価格付近に仕掛ける必要がありますね。
例えばメキシコペソ円はコロナショック前は6円にタッチするほど円安になっていましたが、コロナショックにより市場最安値を更新するほど下がりました。
その名残で5円後半〜6円付近に仕掛けている人が多いですが、現在は4円後半なので注文が発生していない状況です。
人気のある価格帯=利益が出るとは限りませんので、やっぱり仕掛けるなら現在値付近がいいですよ。
レンジマップを参考にして仕掛けるなら4.7〜5.2円付近ですが、現在値が4.8円付近なのでもう少し下めの4.5〜5円付近が現実的でしょうか。
ココがポイント
- 人気がある価格帯=利益が出る、とは限らない
- レンジマップだけを信じて仕掛けないようにする
僕のおすすめのトラリピ設定:米ドル円・メキシコペソ円で運用中
通貨ペア | レンジ幅 | 売買 | 取引単位 | 注文数(値幅) | 利益幅 |
ドル円 | 130-120円 | 売 | 0.1Lot | 21本(0.5円) | 500円 |
120-110円 | 売 | 0.1Lot | 34本(0.3円) | 500円 | |
110-100円 | 買 | 0.1Lot | 34本(0.3円) | 500円 | |
100-90円 | 買 | 0.1Lot | 21本(0.5円) | 500円 | |
メキシコペソ円 | 5.986 - 5.000円 | 買 | 1Lot | 30本(0.03円) | 500円 |
トラリピで現在運用している設定は、ドル円とメキシコペソ円の2種類の通貨で運用しています。
メキシコペソ円はスワップポイント狙いで買いポジショだけのまったり運用。
ドル円は2段階のハーフ&ハーフ運用で、100-90と130-120円はほとんど動かない予定です。
ハーフ&ハーフは必要な証拠金を抑えられて、広いレンジ幅をカバーできるので、おすすめですよ。
但し取引数はちょっと少ないですね。
FXはリスクを取ればリターンも上がりますが、暴落で一気にマイナスになることもあるので注意です。
リターンが高い=安定して運用できる、ではありません。
何が起こるかわからないFXでは、ハーフ設定で広いレンジ幅をカバーしておく方が得策です。
利益が出て元本が増えてきたら、注文数を増やしますが、基本的なスタイルは変更しない予定です。
月1万円の利益が欲しい人は、ぜひ少額からトラリピを初めて、設定をマネしてみてください。
ハーフ&ハーフは証拠金額も抑えられて広いレンジ幅に仕掛けられる
- 買い 100〜105円:必要証拠金額209,100円
- 売り 105〜110円:必要証拠金額219,300円 ※証拠金はこれだけでOK
トラリピの証拠金計算方式では、ハーフ&ハーフで上下に注文を入れておくと、証拠金はどちらか多い方だけでいいというメリットがあります。
普通なら合計した428,400円の証拠金が必要ですが、ハーフ&ハーフで上下に仕掛けておくと、こんなメリットもあります。
だからこそ、ハーフ&ハーフは初心者が証拠金を抑えて運用するには最適なんですね。
FXでは何が起きても不思議ではありません。
相場は予想できないものですから、広いレンジ幅に仕掛けておくと、どんな状況でも利益が出せるようにしておくべきです。
ハーフ&ハーフのレンジ幅を広く取れるメリットを活かして、暴落も想定しておけばチャンスに変わります。
ココがポイント
- ハーフ&ハーフは、どちらか多い方の証拠金だけで済む
- 暴落も想定しておけばチャンスに変わる
市場に合った設定はトラリピ1クリックで運用する
トラリピでは半月に1度、プロのファンダメンタルズ分析を含めた自動売買モデルを提供してくれます。
最低は50万円から設定できますので、プロが分析した合理的な自動売買を動かす方が効率はいいですよ。
あくまで自分で設定を作りたい人も、参考にしてみてください。
しかしプロとはいえ予想を外すことも想定外のこともありますので、予想したレンジ幅で100%遷移するわけではないです。
レンジ幅を外れてしまったら、途中で止めたりストップロスを仕掛けたりすることも必要です。
ココがポイント
- プロが作った設定を使える
- 予想外にレンジ幅を外れたら、損切りが必要になる
まとめ:トラリピのレンジマップってなに?レンジ幅の参考になる優れたツールを紹介
トラリピのレンジマップはいかがだったでしょうか。
まとめ | |
トラリピのレンジマップ | 他の人が仕掛けている注文がわかる |
売買比率との違い | 未発生の注文が見える |
レンジマップの使い方 | 現在値付近の人気の価格帯を調べる 現在値とずれ過ぎないように仕掛ける |
トラリピのレンジマップなら、まだ発生していない注文も見られるので、トラリピ戦略の参考になると思います。
トラリピで仕掛けるレンジ幅に迷ったら、他の人の設定を参考にしてみてください。
レンジ幅に根拠が欲しい人は、トラリピ1クリックも参考にしてみてください。
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【トラリピ】まとめ記事
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トラリピについてのまとめ記事です。トラリピについて、全体を理解しておきましょう。まとめ記事は、「この記事を読む」をタップしてください。