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今回はトライオートFXのロスカット基準と対策方法をわかりやすく解説します。
私もトライオートFXを運用しています。
▼私のトライオートFXの運用状況
トライオートFXを始めたいけど、ロスカットが怖くて…
トライオートFXもレバレッジをかけて取引していますので、当然のごとくロスカットもあります。
まずはトライオートFXのロスカット基準について、学んでおいてください。
トライオートFXではカナダドル円を私も運用していて、月1万円程度の利益が出ています。
先に他のFX自動売買と比較したい人は、「おすすめのFX自動売買」からチェックしてみてください。
本記事の内容
- ロスカットは、あなたの資産を守る大事なしくみ
- FXで資産運用するには、ロスカットは絶対に発生させない
- ロスカットを発生させない対策を解説
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【前提】そもそもロスカットとは?トライオートFXのロスカット基準を解説
FXではレバレッジという仕組みで、実際のお金よりも大きな金額で取引をすることができます。
これがFXの怖い所でもあるのですが、例えば1万円の証拠金で25万円分の取引をすることができます。
但しレバレッジをかけるには証券口座に証拠金を入れておかなければならず、事実上はレバレッジをかけたポジションをずっと保有し続けるということはできません。
もし証拠金が不足すると、その時点で持っているポジションがすべて決済されます。
これがロスカットです。
多くの場合は含み損を大量に持っていることになりますので、口座に入れておいたお金の大半を失いますよ。
FXで資産運用を行っていくなら、ロスカットは絶対発生させないように運用する必要があります。
そのためには、証拠金の管理は最重要課題です。
ココがポイント
- レバレッジをかけた取引では、証拠金を担保に取引を行う
- 証拠金が不足すると、含み損があるポジションがすべて決済される
証拠金以上の損失が発生しないようにロスカットがある
なぜFXにはロスカットがあるのか?
実はこのロスカットは証拠金を守る大切な仕組みです。
ロスカットの目的は、証拠金以上の損失を発生させないことです。
ロスカットないと証拠金以上の損失が大きくなりすぎて、追加徴収という事態にもなりかねません。
例えばロスカットにより50万円の損失が発生してしまっても、「50万円で済んだ」と考えてください。
ロスカットがなかったら、いつのまにか損失が膨らみ100万円の損失になっていたかもしれません。
ロスカットは大事な仕組みです。
だからこそFXにおいてはロスカットは発生させてはならず、証拠金管理は超重要。
証拠金が少ないのに欲張って大量のポジションを持っていたら、あっという間にロスカットしまいます。
利益が出る=いい運用とは、言えないわけです。
安全に運用してこそ、FXは利益を出せるわけです。
ココがポイント
- 口座資金以上の損失を出さないために、ロスカットがある
- 利益が出るからいい運用ではなく、安全に運用してこそ利益を出せる
値動きが激しいと証拠金以上の損失発生する場合もある
ロスカット判定は、一定時間毎の判定のため、必ず、定められた有効比率でプレアラートアラート、ロスカットが執行されるとは限りません。
相場の急激な変動により、お預かりした証拠金以上の損失が発生する場合もありますのでご注意ください。有効注文数・保有建玉数が多い場合、ロスカット完了までに時間がかかるおそれがあります。
引用元: トライオートFX
ロスカットがあるから、絶対証拠金以上は損失はないというわけではありません。
例えば1ドル110円からリーマンショック級の暴落が発生したと仮定すると、FXの取引開始時にいきなり1ドル110円から1ドル90円になったとします。
実際に2015年1月のスイスフランショックでは一瞬で40%以上の下落幅を記録して、多くの投資家が追証となるドロ沼の事態になりました。
損失額が証拠金を上回っていたら、追証(追加徴収)ということもあり得ます。
ロスカットがあるから、絶対証拠金以上に損失はないというわけではありません。
ココがポイント
- ロスカットがあっても、証拠金以上の損失が出る場合もある
- スイスフランショックでは、一瞬で40%近くの下落幅を記録したこともある
上手なリスクコントロールでロスカットを防ごう
FXの目的は、利益を上げることです。
利益を考えるなら、損失の事をしっかり考えることも重要です。
ロスカットは損失をコントロールする重要な仕組みですが、ロスカットに頼っていては利益を上げることはできません。
FX自動売買においては注文を自動で行いますので、投資家のあなたは資金管理に注力してください。
資金が少ないのにいくつもの自動売買を動かすと、あっという間に暴落でロスカットします。
目安としては、トライオートFX公式でも推奨証拠金の2倍で運用してくれと言っています。
全額を口座に入金しておく必要はないと思いますが、いざという時に入金できる準備はしておいてください。
ココがポイント
- 必ず推奨証拠金を守って運用する
- いざという時に推奨証拠金と同額を、追加で入金できるように準備する
トライオートFXのロスカット基準と計算式は?有効比率が100%が目安
トライオートFXのロスカットは、有効比率100%以下で発生します。
現在のレートからいくら下がると(上がると)ロスカットになるかの計算は、以下になります。
A.ロスカットまでの値幅
ロスカットまでの値幅=(有効証拠金額-必要証拠金額の100%)÷(買建玉と売建玉を差し引いた数量)
B.現在レートからいくら下がるとロスカットになるか
=(現在のレート)-(A) ※売建玉の場合は、(現在のレート)+(A)
引用元: トライオートFX
トライオートFXは有効証拠金比率が100%になった時点で、ロスカットが発生します。
以前は有効証拠金比率が50%時点で発生でしたが、2019年3月より変更になりました。
他のリピート系FXのロスカット基準も有効証拠金比率が100%の所が多いので、トライオートFXの変更は改悪と言われていますが、今までが実質レバレッジ50倍で運用できたので異常といえば異常でしょう。
ロスカット基準が他のリピート系FXと同一になりました。
しかし、スプレッドが安めのトライオートFXはコスト面で優位です。
実際にロスカットが発生するまでの試算をしてみましょう。
ココがポイント
- 有効証拠金比率が100%時点でロスカットする
- 証拠金維持率が300%を切ったら、要注意
ロスカットまでの値幅を試算
- (有効証拠金額-必要証拠金額の100%) ÷ 保有数量 = ロスカットまでの値幅
- (198,439 - 32,400) ÷ 8000 = 20.754875円
ロスカットまでいくらの余裕があるか試算してみましょう。
画像の例では1千円で運用して8本保有していますので、まだまだ値動きしても問題ありませんね。
個人的には、証拠金維持率は300%程度までは余裕です。
保有数量は、取引数量に限らず保有している数量で計算します。
まずは自身の口座でいくら値動きしても、ロスカットしないか調べてみましょう。
ココがポイント
- ポジション数によって、動的に変わる
- 多くの注文を入れていると、それだけ証拠金が必要になる
ロスカットまでのレートを試算
- (現在のレート) - (ロスカットまでの値幅) = 現在レートからいくら下がるとロスカットになるか
- 買い注文の場合:1ドル107円 - 20.754875円 = -86.245円
- 売り注文の場合:1ドル107円 + 20.754875円 = 127.245円
あといくら値動きしたら、ロスカットが発生するか試算してみましょう。
ロスカットまでのレート試算には、先程のロスカットまでの値幅が必要ですので先に試算しておきましょう。
まだまだ証拠金維持率は余裕なので、いくら値動きしても大丈夫ですね。
ロスカットまでのレートは証拠金維持率が危うくなったら計算してください。
扱っている通貨ペアの歴史的最安値よりも低い基準なら、ひとまずは安心です。
ココがポイント
- 通貨ペアの過去最低・最高をチェックする
- 計算したロスカットレートが、歴史的安値より高い水準であるか確認する
トライオートFXでロスカットにならないためには?完全ほったらかしではなくチェックしよう
▼トライオートFXのロスカット対策
- 推奨証拠金より多めに証拠金を用意する
- 未発生の注文を停止する
- 余剰資金を投入する
推奨証拠金より多めに証拠金を用意する
これは、そもそも証拠金が危うい事態にならないための対策です。
トライオートFXでは自動売買セレクトや自動売買ランキングから選ぶ際に、それぞれ推奨証拠が表示されます。
この推奨証拠金は一種の目安になりますが、推奨証拠金は過去の損失額から算出されています。
これから先リーマンショック級の暴落が発生した場合などは、推奨証拠金の金額だけでは不十分になる可能性もあります。
そのような自体は滅多に起こるものではありませんが、FXにおいてはレバレッジをかけて取引している以上は、リスクについても考えておく必要があります。
トライオートFX公式では、推奨証拠金の2倍で運用することを推奨しています。
さすがに2倍必要な事態は少ないですが、安定した運用をしていきたいなら1.5倍ほどが目安になるかと思います。
暴落も一気に落ちることは滅多にありませんが、口座にできる限りお金を入れておけば安心です。
ココがポイント
- 必ず推奨証拠金以上で運用する
- 余剰資金を合わせて、推奨証拠金の1.5〜2倍あれば安心
未発生の注文を停止する
トライオートFXでは、稼働している自動売買の注文を1つずつ止めることができます。
トラリピでは設定自体を停止しないと、一つ一つの注文は触れないので、ここはトライオートFXならではのメリットですね。
まだ注文が発生していないIFD注文の稼働停止をしておくことで、これ以上取引が発生しないように設定することができます。
しかしこの対策ではロスカットの根本対策にはなりませんので、そもそも証拠金維持率が危うくならないように運用することが大切です。
もし暴落が予想できるなら、未発生の注文を止めておきましょう。
ココがポイント
- これ以上はポジションを持たないように、未発生の注文を止めておく
- トラリピでは稼働停止しないと、一つ一つの注文は触れない
余剰資金を投入する
FX自動売買では機械的に注文を行っていきますので、トライオートFXに限らず常に含み損を抱えた運用になります。
含み損が増えて証拠金維持率が危うくなった時にできるロスカット対策としては、余剰資金を運用資金とは別管理で用意しておき投入するというやり方です。
この方法ではロスカットの根本対策にはなりませんが、FXにおいては相場の変動は一時的なものが多く、翌週には平常に戻ることもあります。
含み損が増えてしまった場合に、余剰資金を投入してロスカットまでの値幅を増やしておき、相場が戻ってきたら投入した余剰資金を回収しましょう。
しかしこの対策でもロスカットの根本対策にはなりませんので、そもそも証拠金維持率が危うくならないように運用することが大切です。
ココがポイント
- FX取引では、余剰資金を必ず用意する
- 相場が戻ったら、また出金しておいてOK
リスク管理ならトラリピの方が安全か?
トライオートFXは、比較的に上級者向けの設定だと思います。
初心者でFXを始めたばかりの人は、トラリピの方が始めやすいとでしょう。
トラリピ試算表を使えば、証拠金に対してのロスカット水準の計算まで、一発でわかります。
トライオートFX同様に自動売買設定を始められるトラリピ戦略リストもありますから、こちらも選ぶだけ。
手数料無料で、少額のトレードならトラリピの方が安価なんですよ。
僕はトラリピを運用していて、毎月5万円の利益が出ています。
これは人によるとは思いますが、僕は個人的にトラリピの方が利益が出ると思っています。
トラリピの運用成績は他記事を参考にしてくださいね。
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まとめ:トライオートFXのロスカット基準は?運用のポイントと対策方法をわかりやすく解説
トライオートFXのロスカット基準と対策方法はいかがだったでしょうか。
まとめ | |
トライオートFXのロスカット | 有効証拠金が100%になった段階で発生 |
ロスカットとは | 証拠金以上の損失を発生させないためにある 値が飛ぶと、ロスカットレートを飛び越える可能背もある |
ロスカットを発生させない対策 | 推奨証拠金以上に証拠金を用意する 未発生の注文を停止する 余剰資金を追加入金する |
FXシステムトレードで利益を出すには、ロスカットは絶対発生しない前提です。
ロスカットが発生すると証拠金の大半が失われますので、絶対に発生させないように自身でしっかりリスクコントロールしていきましょう。
トライオートFXでは証拠金維持率には常に注意して、できる限り300%を下回らないように運用するとベストです。
システムトレードならあなたが寝ている間も仕事している間も、自動でFXトレードを行ってくれるので忙しい人にピッタリですよ。
ほったらかしで資産運用をしたい方は、とっても簡単ですのでぜひとも始めてみてください。
【トライオートFX】まとめ記事
トライオートFXについては、理解できましたか?
自動売買セレクトを選ぶだけですので、トライオートFXは初心者でも始めやすいシステムトレードです。
トライオートFXについてのまとめ記事です。トライオートFXについて、全体を理解しておきましょう。まとめ記事は、「この記事を読む」をタップしてください。