今回はトライオートFX・ETFで追加されたビルダーの作り方・やり方について解説します。
私もトライオートFXを少額から運用しています。
▼トライオートFXの運用状況
トライオートFXでは自動売買を選ぶ以外にも、自動売買を自分で作ることもできます。
トライオートFX・ETFビルダー機能では、自分のアイディアで自動売買を作ることができます。
FXトレードに慣れてきて自動売買で満足できない人は、優秀なビルダーを作ってみてはいかがですか?
トライオートFXのビルダーは上級者用の機能なので、初心者はまずは自動売買で運用してください。
他のFX自動売買と比較したい人は、「おすすめのFX自動売買」からチェックしてみてください。
本記事の内容
- 「ビルダー」の特徴は、自分好みのロジックを作れる
- 「ビルダー」の作り方
- 自動売買セレクトの欠点がわからないうちは、自動売買セレクトでトレードすべき
トライオートFXを詳しく知る
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トライオートFX・ETFのビルダー機能とは?
ビルダー機能とは、トライオートFXとETFのどちらにも対応していて、既存のロジックに満足できない人が自分好みのロジックを作ることができます。
作った自動売買のリスクとリターンがどれほどか、過去の実績からバックテストすることもでき、定量的に評価することもできますよ。
しかしビルダーの設定には細かいレンジ幅や注文本数などの設定も必要ですので、上級者向けと言えます。
既存の自動売買セレクトでは満足できなくなった人は、ぜひ試してみてください。
ココがポイント
- 自分好みの売買ロジックが作れる
- ロジック作成の難易度は高め
既存のロジックの検証・評価にも使える
ビルダー機能では、通貨ペアとレンジ幅・注文本数・利確幅などを設定すれば、過去の実績からシミュレーションが可能です。
トライオートFX以外のFXシステムトレードを動かしていれば、他のFXシステムトレードの検証や評価にも使うことができます。
もし他のFXシステムトレードがあれば、使ってみるとおもしろいですよ。
私の場合はトラリピも運用しているので、そちらの評価もビルダーを使いました。
運用している2つの自動売買は、どちらもリスク・リターン評価が「Execellent」で、優秀な自動売買でした。
ココがポイント
- ビルダーは、自動売買の評価に使える
- トラリピの評価にも使える
カートに入れれば複数の通貨ペア総合して評価ができる
ビルダー機能では、1つの通貨ペアに対してシミュレーションして自動売買を作成します。
最後にカートに追加して、他の通貨ペアを作成すれば、複数の自動売買を組み合わせたシミュレーションも可能です。
1つよりは、複数の自動売買を動かした方がリスク分散になります。
例えば買い・売りでロジック評価したい場合は、両方で評価した方がわかりやすいですよ。
買い・売り両方でロジックを組む場合は、両方含めてリスク評価してください。
ココがポイント
- 複数ロジックで、リスク・リターン評価が可能
- 買い売り合わせて評価できるので、ハーフロジックに最適
トライオートFX・ETFのビルダーの作り方・やり方を解説
▼ビルダー機能の作り方・やり方
- アセットクラス・自動売買タイプを選ぶ
- 対象銘柄を選ぶ
- 自動売買設定をする
- シミュレーションをしてみる
アセットクラス・自動売買タイプを選ぶ
まずはトライオートFXかトライオートETFを選びます。
もちろん両方を組み合わせることもできますが、あなたが使っている方を選びましょう。
次にシングルカスタムかマルチカスタムか、自動売買タイプを選択します。
通常はマルチカスタムで複数の注文を入れますが、単品の注文だけの人はシングルですね。
ココがポイント
- 柔軟に取引したい人は、トライオートFXを選ぶ
- 通常はマルチカスタムで、複数の注文を入れるロジックを作る
対象銘柄を選ぶ
次に対象銘柄を選びます。
トライオートFXの場合は通貨ペア、トライオートETFの場合はETFの種類を選びます。
作ったビルダーをカートに入れれば、複数の通貨ペアも組み合わせられますので、1つずつ作成していきましょう。
ココがポイント
- 銘柄選びは重要
- 得意な通貨ペアで選ぶ
自動売買設定をする
レンジ幅・注文本数・利確幅・損切り幅など、細かい設定をしていきます。
ここで自動売買が利益を出せるかが決まりますので、慎重に何度もシミュレーションしながら設定していきましょう。
他のFXシステムトレードで運用している設定があれば、自動売買設定に入力して評価を見ることもできます。
リスクリターンがVery Good以上だと、かなりいい設定ですね。
トラリピも運用している人は、口座開設して使ってみてください。
ココがポイント
- 何度もシミュレーションして、VeryGood以上の評価を目指す
- 注文数や利確幅は、何度も直して評価を見る
シミュレーションをしてみる
過去の実績に基づいたバックテストを自動で行ってくれて、作ったビルダーのシミュレーションをしてくれます。
リスクリターンを見て、ぜひVery Good以上を目指してみてください。
もちろんシミュレーションは何度でも可能です。
またカートに入れれば、他の通貨ペアと組み合わせてシミュレーションした結果も見ることができます。
証拠金に余裕があって、複数種類の通貨ペアを動かす予定の人は、カートに入れてからシミュレーションしてみてください。
ココがポイント
- VeryGood以上のロジックを目指す
- 証拠金や、注文数・レンジ幅で調整していく
トライオートFX・ETFのビルダー機能のQ&A・よくある質問
口座開設は必要なの?
ビルダー機能自体は、インヴァスト証券の口座開設は必要ありません。
但し実際にビルダーを動かしてみるには、インヴァスト証券の口座開設が必要です。
ただ評価するだけならいいですが、実際に動かしてみないとわからない面も多いですよ。
口座開設は数分で済みますので、スキマ時間に口座開設しておいてください。
私はトラリピよりも、スワップポイントもスプレッドも優秀なトライオートFXで運用すべきだと思っています。
初心者でもビルダー機能を使えるか?
ビルダー機能は、既存の自動売買セレクトの仕組みを理解している上級者向けです。
自動売買セレクトに不満がある人にとっては、ビルダー機能は不満な箇所を解消できて使いやすいものでしょう。
これからトライオートを始めるなら、ワンクリックで取引開始ができる自動売買セレクトから始めるといいですよ。
もし気になる人は、自動売買セレクトと同じ設定をビルダーに入れてみて、自動売買を評価してみてください。
ココがポイント
- 初心者は、自動売買セレクトから選ぶのが無難
- 自動売買に不満がある人は、ビルダー機能でカスタマイズして使う
買い・売りのロジックを組み合わせるには?
ビルダー機能では、自動売買を1つずつ作成します。
最後にカートへ追加してから、複数の自動売買を使ったシミュレーションが可能です。
まずは1つずつ自動売買を作成しましょう。
ココがポイント
- 買い・売りのロジックを組み合わせて評価もできる
- 他の通貨ペアと組わせることも可能
推奨証拠金とは?
ビルダー機能の自動売買では、過去の実績に基づいた推奨証拠金を表示してくれます。
あくまで過去の実績に基づくものなので、過去にないような相場変動があれば、推奨証拠金だけでは足りなくなるかもしれません。
推奨証拠金はあくまで目安程度に考えておいた方がいいでしょう。
FXシステムトレードでは含み損を抱えやすいですので、証拠金管理だけは十分気をつけましょう。
ココがポイント
- 証拠金は、過去のバックテストから必要な証拠金をシミュレーションしてくれる
- 証拠金の2倍あれば、完全にほったらかしできる
スワップやスプレッド・配当金は考慮されているか?
ビルダー機能のシミュレーションでは、スワップポイントやスプレッド・配当金が考慮されています。
もちろん過去の実績に基づいて計算していますので、これから未来で同じ結果になることは保証されません。
スワップやスプレッドはわかりづらいので、これは嬉しいですね。
シミュレーション結果だけを見れば見えないコストまで考慮してくれるので、シミュレーション結果を信じましょう。
ココがポイント
- スワップは日々変わるので、過去は参考程度
- スプレッドも情勢によって変わる
自動売買はどれを選べばいいの?豪ドルNZドルでレンジ相場を狙う
自動売買セレクト | ラボ_06_豪ドル/NZドル |
おすすめ度 | |
最低証拠金 | 70万円程度 |
収益率 | 1,027,560円 |
特徴 | レンジ相場で有名な豪ドルNZドル 広くレンジ幅をとって、長く運用できる自動売買 |
レンジ相場で自動売買向きの豪ドルNZドルは、多くの人が運用しています。
レンジ幅を広くとって、長期運用に向いたロジックです。
本数よりも数量を増やして含み損を抱えにくい運用です。
実際に僕も豪ドルNZドルを運用していますが、利益の8割は豪ドルNZドルというくらい、気持ちいいほど決済してくれます。
豪ドルNZドルは、FXの自動売買を運用するなら必須です。
豪ドルNZドルはマイナススワップなのが唯一のデメリットですが、気にせずに運用できるかと思います。
今注目されている通貨ペアなので、ぜひトライオートFXで運用してみてください。
関連記事
トライオートFXのビルダー機能でトラリピの設定を評価してみた
実際に私がトラリピで使っている設定を、ビルダー機能で評価してみました。
設定はドル円のハーフ設定で、2段階のロジックで仕掛けています。
リスクリターン評価はExellentで最高ですね。
実際この運用で、月1〜2万程度の利益は出ていますよ。
レンジ幅を広く取っているので、相場が動けば動くほど利益になります。
ビルダー機能はFX自動売買を運用する人にとっては、必須ですね。
FX戦略を立てるなら、ビルダー機能を使ってみてください。
ココがポイント
- 他のFX自動売買の評価にも使える
- 僕の運用では、リスク・リターン評価は問題なし
まとめ:トライオートFX・ETFのビルダー機能とは?作り方・やり方と実際に評価した感想
トライオートFX・ETFのビルダーの作り方・やり方はいかがだったでしょうか。
まとめ | |
ビルダー機能とは? | 自分好みの自動売買ロジックが作れる 難易度は高め |
ビルダー機能の使い方 | アセットクラス・自動売買タイプを選ぶ 対象銘柄を選ぶ 自動売買設定をする シミュレーションをしてみる |
ビルダー機能は上級者向け | 初心者は、認定ビルダーからワンクリックでトレードを開始した方が簡単 |
トライオートFX・ETFにビルダー機能が追加されました。
予め用意されているコアレンジャーのようなロジックを作ることもでき、自動売買セレクトをカスタムして使いたい人向けです。
しかしこちらのリスク評価は初心者では難しいので、上級者向けですね。
システムトレードならあなたが寝ている間も仕事している間も、自動でFXトレードを行ってくれるので忙しい人にピッタリですよ。
ほったらかしで資産運用をしたい方は、とっても簡単ですのでぜひとも始めてみてください。
【トライオートFX】まとめ記事
トライオートFXについては、理解できましたか?
自動売買セレクトを選ぶだけですので、トライオートFXは初心者でも始めやすいシステムトレードです。
トライオートFXについてのまとめ記事です。トライオートFXについて、全体を理解しておきましょう。まとめ記事は、「この記事を読む」をタップしてください。