こんにちは! ショウシ(@shouhi_zaiteku)です。
資産運用ブロガーとして、資産運用やお得情報をわかりやすく解説しています。
今回は投資信託のポートフォリオの作り方・資産クラスを解説します。
私も楽天証券で楽天ポイントを貯めながら運用しています。
▼楽天証券のつみたてNISA運用
投資信託の長期運用では、あえて債券などに投資する必要はなく、株式1本で組むべきです。
資産運用は「長期・積立・分散」でリスク分散しながら積み立てすれば、株式1本でもリスクは下がります。
資産運用ではなるべく分散することが望ましいので、オールカントリーで世界中の株式へ投資しておくといいですよ。
これからつみたてNISA口座を開設する人・他社でつみたてNISAもしくはNISA口座を開設している人は 、 楽天証券 でつみたてNISA口座を開設してみてください。
先におすすめの資産運用について知りたい人は、「おすすめの資産運用」から読んでみてください。
本記事の内容
- ポートフォリオはリスクを明確にするために作る
- まずは世界市場ポートフォリオで考える
- eMAXIS Slim オールカントリーなら、ポートフォリオをおまかせできる
投資信託を詳しく知る
\投資信託を基礎から知る/
なぜ投資信託にポートフォリオが必要なの?
▼おすすめの世界市場ポートフォリオ
まず投資初心者が、日本株・外国株・債券などの資産に個別に投資することは、絶対にやめてください。
投資初心者では投資先の情報の入手も遅くなり、マイナスになったまま塩漬けなんていうことがよくあります。
投資信託なら中身はプロにおまかせで株式に間接的に投資できるので、初心者にとっては最強の資産運用ツールなんですね。
しかし手数料がかかるというデメリットもあります。
だからこそ、投資信託は低コストのインデックスファンドに投資して、低コスト運用が必要です。
そんな投資信託も、中身の投資先を明確にするためにポートフォリオが必要です。
ポートフォリオを組んでおけば、リスクが高い資産・リスクが低い資産に、何割投資しているかを明確にすることができるので、必ずポートフォリオを作ってください。
ココがポイント
- 投資信託は、初心者にとって最強の資産運用ツール
- ポートフォリオを作って、リスク資産に何割投資しているかを明確にする
ポートフォリオは資産クラス・投資先の国で作る
引用元:eMAXIS Slim オールカントリー
まず投資信託のポートフォリオとは、株式・債券・リートなどの資産クラスと、投資先の国によって分かれます。
投資先の国は、先進国・日本・新興国などで表されることが多いですね。
もっと細かい物だと、投資先の国まで表されるものもあります。
こだわればどこまでも細かくできてしまいますが、普通は細かいところは投資信託におまかせになるので、ざっくりでOKですよ。
株式・債券・リートなどの資産クラスと、先進国・日本・新興国。
このあたりまで抑えておけば、問題ないでしょう。
ポートフォリオはざっくり計算で、おおまかに把握しておくだけでOKです。
ココがポイント
- 初心者は、資産クラスと投資先の国を抑えておけばOK
- ざっくり把握しておくくらいで問題なし
アセットアロケーションの考え方とポートフォリオの組み方
まずアセットアロケーションとポートフォリオは似ています。
まずポートフォリオとは、どこに投資するかを明確にすることです。
例えば株式50%・債券50%に決めたとしたら、リスク資産と安全資産が半分ずつで安定志向の投資ということが決まります。
このようにどこに投資するか?でどれほどのリスクを許容するかを明確にして、長期的に運用します。
似たような内容のワードで、アセットアロケーションというものもあります。
内容としては似ていますが、違いを理解しておきましょう。
ココがポイント
ポートフォリオを組むことは、リスクを明確にすること
アセットアロケーションとポートフォリオの違いを解説
アセットアロケーションとポートフォリオの違いはなんでしょうか?
簡単に言えばアセットアロケーションとは、資産のカテゴリー(これをアセットクラスと言います)の配分を考えることを言います。
例えば、国内株式50%と先進国株式50%に配分するのがアセットアロケーションというわけです。
一方ポートフォリオで同じように資産配分する場合、A社株式に25%とB社株式に25%、先進国株式に50%というふうに配分することを指します。
投資信託で言えば、A社株式など個別銘柄に振り分けることはできませんので、同意義と言えるでしょう。
このように投資信託では、アセットアロケーションによって運用方針が決まり、運用結果に与える影響が大きくなります。
まず最初にアセットアロケーションを決めておくことは、非常に重要ですので覚えておいてください。
ココがポイント
- アセットアロケーション:資産カテゴリーの配分で作る
- ポートフォリオ:具体的な投資先で作る
資産運用は長期・分散・積立
つみたてNISAはなぜ積立で購入する必要があるのでしょうか。
積立で投資を行うと、ドルコスト平均法による考えでリスク分散することができます。
ドルコスト平均法とは値動きのある金融商品を購入する場合に、毎月(定期的に)一定の金額ずつ購入します。
難しく言っていますが、ようはチャートは必ず上下するので、安い時にいっぱい買って、高い時は控えめにしておくということです。
毎月一定額買うことで購入価格を平均化できるわけです。
つみたてNISAは20年という長期的な運用をしていく必要がありますので、この積立によるリスク分散が非常に重要になってきます。
リスク分散は投資の基本ですので、積立で買えるものは必ず積立で買う、ということを忘れないようにしてください。
ココがポイント
- 長期:10〜20年間運用して、時間的なリスクを分散する
- 分散:具体的な投資先を分散させて、地理的なリスクを分散する
- 積立:ドルコスト平均法でコツコツ買って、為替的なリスクを分散する
投資信託で買うべき資産(アセット)クラスは?中長期的にリターンを狙うなら株式に投資すべき
資産クラス | 国内 | 海外 |
株式 | 日本企業の株式への投資を指す。 日本も先進国なので、株式の中ではミドルリスク・ミドルリターン |
海外企業の株式への投資を指す。 先進国・新興国によりリスクが変わり、長期的に見て先進国はミドルリスク・ミドルリターンであり、新興国はハイリスク・ハイリターン。 |
リート | 日本国内の不動産への投資を指し、主に家賃収入や売却益が収入源。配当利回りは高い傾向にあるがローリターン。 | 海外の不動産への投資を指し、主に家賃収入や売却益が収入源。ハイリスク・ローリターンであり、扱っている投資信託は少ない。 |
債券 | 日本債券への投資を指す。 ローリスク・ローリターン |
海外債券への投資を指す。 為替リスクが大きいものの、ローリスク・ローリターン。 |
まず結論から言うと、中長期的にリターンを狙うなら株式に投資するべきです。
他の資産はリスクが低いということは値動きもマイルドで、リターンも少ないわけです。
債券などに投資する目的としては、資産を減らさないという理由で選ばれることが多いです。
株式は確かに値動きが激しいですが、中長期的に積み立てすればリターンも下がります。
投資対象として積極的に選ぶべきなのは、株式です。
ココがポイント
- 中長期的にリターンを狙うなら、株式に投資する
- 私も株式100%で投資している
株式と債券に投資した場合を比較
株式に積み立てした場合と債券に積み立てした場合のシミュレーション結果は、図の通りです。
シミュレーションは2017年からですので2年と期間は短いですが、過去の実績からバックテストしているので信憑性は高いですよ。
グラフを見て分かる通り、債券に積み立てしてもほとんど動いていません。
長期運用でも、債券では大きなリターンは狙えないんですね。
株式はリスクがある分だけ、リターンも高く伸びていきます。
ココがポイント
- 債券に投資する目的は、資産を減らさないこと
- わざわざ債券に投資する意味はない
長期的に保有すると、ほぼ負けないというシミュレーション結果が出ている
引用元:金融庁
投資信託も投資なので、絶対儲かる!ということはありえません。
投資信託は元本保証型ではありませんので、元本割れのリスクもあり得ます。
しかし長期運用では、元本割れの可能性を限りなくゼロに近づけることが可能です。
金融庁のデータによると、スタンダードな国際分散投資を5年間運用した場合と20年間運用した場合の元本割れする確率を比較した結果、20年間運用すると元本割れする資産はありません。
積み立て投資を長期運用で実践することで、平均リターンはプラス方向に転じるということです。
投資においては、コツコツ積み立てが非常に重要だということがわかります。
長期運用において、利益を最大化するためにはいくつかのコツがあります。
将来へ向けた資産形成のためにも、以下のコツを守って積み立てしていきましょう。
長期運用のコツ
- 低コストな銘柄に投資する!eMAXIS Slim 全世界株式か eMAXIS Slim バランスを選ぼう
- 投資資産(アセットクラス)のリスクと配分(ポートフォリオ)を考える
- 売り時も分散する
どの金融機関で投資信託を買えばいいの?低コストなネット証券で買うべき
ネット証券 | 投資信託の銘柄数 | 最小投資金額 | ポイント投資 |
楽天証券 | 2,638本 | 100円 | 楽天ポイント |
「楽天ポイント」を貯めたり使ったりできるネット証券 ポイント投資で有名で、今1番お得に運用できると話題 |
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SBI証券 | 2,651本 | 100円 | Tポイント |
証券口座と言えば、SBI証券と言っても過言ではないでしょう 低コスト・豊富なラインナップで、投資家には必須の口座 |
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マネックス証券 | 1,000本 | 100円 | マネックスポイント |
低コストな投資信託の取り扱いが多いネット証券 イデコではマネックス証券で運用が最強 |
投資信託についてわかった所で、じゃあどこで買えばいいの?という疑問が出てくるでしょう。
投資信託は星の数ほどありますが、ほとんどが手数料が高い銘柄ばかり。
特に銀行窓口で買う投資信託は、どれも高すぎて利益が出ないのでやめましょう。
答えは、ネット証券で口座開設して、eMAXIS Slim シリーズを買ってください。
eMAXIS Slimシリーズは量販店のように、「他に安い銘柄あったら下げますよ」と言っています。
つまりいつの時代でもeMAXIS Slim なら最安の銘柄で、ネット証券なら買付手数料も無料です。
投資信託で利益を出すなら、ネット証券・eMAXIS Slimが最強の組み合わせですので、必ずこの組み合わせで始めてください。
ココがおすすめ
- 銀行窓口で買う投資信託は、手数料が高すぎてほとんどの人がマイナスになる
- ネット証券なら、すべての投資信託の買付手数料は無料
使ってよかった本当におすすめのネット証券:楽天証券
おすすめ度:
公式ページ: https://www.rakuten-sec.co.jp/
証券口座 | 楽天証券 |
投資対象の金融商品 | 株・投資信託 |
ポイント | 楽天ポイント |
最低投資金額 | 100円〜 |
手数料 | 投資信託の買付手数料は無料 |
まずはポイント投資の代名詞である、楽天ポイント投資ができる楽天証券です。
楽天証券自体が、低コストで投資信託の銘柄数も最多水準なので、資産運用を始めるならほぼ必須。
まずはSBI証券・楽天証券のどちらかで選べば、今後の拡張性も高いネット証券です。
また投資信託の購入額の1%分のポイントが貯まるのも魅力的。
私は毎月つみたてNISA口座で定額を積み立てて、そこからポイントを充足するようにしています。
投資信託の積み立て時にポイントがたまる唯一のネット証券で、これから始めるなら楽天カードもあると便利。
ポイント投資の面でも優位なネット証券で、今では多くの人が楽天ポイントで投資信託を買っています。
ポイントを余らせている人・お買い物で使ってしまう人は、ポイントで投資信託を買って将来への積み立てをしてみませんか?
まとめ:投資信託にポートフォリオは必要なの?作り方・資産(アセット)クラスを解説
投資信託のポートフォリオの作り方・資産クラスはいかがだったでしょうか。
まとめ | |
投資すべき資産クラス | 中長期的にリターンを狙うなら株式 |
作るべきポートフォリオ | 基本に忠実に、世界市場に合わせたポートフォリオ ここからアレンジすること |
投資信託 | eMAXIS Slim オールカントリーなら手数料最安・ポートフォリオはすべておまかせできる |
投資信託の長期運用では、あえて債券などに投資する必要はなく、株式1本で組むべきです。
資産運用は「長期・積立・分散」でリスク分散しながら積み立てすれば、株式1本でもリスクは下がります。
資産運用ではなるべく分散することが望ましいので、オールカントリーで世界中の株式へ投資しておくといいですよ。
老後資産2,000万円を用意するために、今つみたてNISAは話題が話題を呼び、口座開設する方が急増しています。
投資初心者はまずは楽天証券でつみたてNISAを始めて、楽天ポイントでお得に少額からインデックス投資を始めましょう。
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