こんにちは! ショウシ(@shouhi_zaiteku)です。
資産運用ブロガーとして、資産運用やお得情報をわかりやすく解説しています。
今回はイデコを始めるおすすめのネット証券を解説します。
私もイデコに毎月満額まで積み立てして運用しています。
税制優遇がお得で節税にもなりますので、定年までじっくり運用していく予定です。
▼イデコの運用状況
イデコを始める金融機関は、ちゃんと選んでいますか?
イデコでは手数料がかかる分、最安のネット証券でも手数料負けの可能性もありえます。
事実として、国内29の銀行窓口で投信を買った客のうち、46%に上る人の運用損益がマイナスになっています(引用元:金融庁)。
これからイデコ口座を開設する人は 、 マネックス証券 iDeCo でイデコ口座を開設してみてください。
先におすすめの資産運用について知りたい人は、「おすすめの資産運用」から読んでみてください。
本記事の内容
- イデコではどこで運用して、必ず手数料を支払う必要がある
- 最安の手数料で運用できるネット証券で始める
- 低コストのインデックスファンドでないと、ネット証券でも手数料負けの可能性がある
iDeCoを詳しく知る
\iDeCoを基礎から知る/
iDeCo(イデコ)を始めるネット証券・金融機関を選ぶポイントは?
▼イデコを始める金融機関の選び方
- 手数料が最安で運用できること
- 低コストのインデックスファンドがあること
手数料が最安で運用できること
手数料の発生タイミング | イデコの最安手数料 |
運用開始時:1回のみ | ¥2,829円 |
運用中:運用している間は毎月 | 最低 ¥171円/月 |
受取時:1回毎に発生 | ¥440円/回 |
イデコではイデコの元締めである国民年金基金に、加入時・運用中(毎月)・受取時に手数料を支払う必要があります。
口座開設している金融機関に支払っているわけではないので、どこで運用しても同じです。
国民年金基金に支払う分は、最低でも必ず手数料を払います。
理想としては、その他の手数料がない金融機関で運用するのが必須条件。
手数料が高いといい成績で運用していてもマイナスになる可能性があり、資産運用においては重要な項目。
イデコでは、特に手数料面を意識して運用してください。
ココがポイント
- イデコでは、国民年金基金に手数料を払う必要がある
- ネット証券なら、ほとんど手数料最安で運用できる
低コストのインデックスファンドがあること
先程説明したように、イデコでは普通の課税口座よりも手数料がかかります。
さらに運用している投資信託では、毎月信託報酬という手数料も発生します。
ぶっちゃけイデコは手数料が高いので、せめて運用している投資信託の手数料は抑えよう、ということです。
具体的には手数料最安で有名な、eMAXIS Slimシリーズで運用しておくべきです。
eMAXIS Slimシリーズは、量販店のように他より手数料が高かった下げますと言っているので、安心して運用ができます。
ココがポイント
- 運用している投資信託でも、信託報酬という手数料が発生する
- eMAXIS Slimシリーズなら、手数料最安で運用できる
iDeCo(イデコ)にNASDAQ100(ナスダック)が登場!マネックス証券のイデコでナスダックに積み立てできる
2021年からマネックス証券のイデコで、ナスダックに連動する銘柄が登場しました。
iFreeNEXT Nasdaq100(ナスダック)は、ナスダックに連動するインデックスファンドで、信託報酬は0.495%でeMAXIS Slimに比べると少し高めです。
ナスダックに連動する投資信託は数が少ないので、貴重な銘柄です。
ナスダックとは米国株のハイテク株を集めた指標で、米国株全体の指標であるS&P500よりは乱高下しやすくてリスクがあります。
長期的に見れば短期的な値動きは無視できますし、自動的に長期的な運用になるイデコにナスダックはちょうどいいですよ。
ココがポイント
- ナスダックに連動する投資信託は、マネックス証券が初
- ナスダックは乱高下しやすいが、米国株の中でも特に伸びが期待できる
長期的に見るとナスダックは伸びていく
引用元:ETFreplay.com
- ナスダックはIT関連株を集めた指標
- マイクロソフト、インテル、シスコシステムズを含め、多くのハイテク関連企業が集まっている
- ハイリスク・ハイリターン
こちらはETFですが、eMAXIS Slim シリーズで積み立てできる銘柄と、インデックスを比較してみましょう。
全世界株式や米国株(S&P500)でも確かに右肩上がりで上がっていきますが、長期的に見ればナスダックの方がパフォーマンスが高い結果となります。
特にGAFAと呼ばれる米国の巨大企業は発展を続けてきていますので、ナスダックの方が伸びが大きいんですね。
パフォーマンスが大きいということは乱高下するリスクもありますが、長期的に見れば無視できます。
イデコでは60歳までの長期運用になりますから、多少リスクを取っても安定した運用ができるかと思います。
僕は「eMAXIS Slim」と「iFree NEXT NASDAQ100」の2つに投資しています。
ナスダック1本だとリスクに多少不安がありますが、低コストで利益が出やすいeMAXIS Slimと合わせれば、積み立てもしやすいかと思います。
イデコでeMAXIS Slimシリーズとナスダックの両方に投資できるのは、マネックス証券だけです。
イデコを始めたい人は、ぜひマネックス証券で始めてみてくださいね。
iDeCo(イデコ)を始めるおすすめのネット証券・金融機関をランキング形式で紹介
iDeCo(イデコ)を始めるおすすめのネット証券①:マネックス証券
おすすめ度:
公式ページ:
- iFreeNEXT NASDAQ100(ナスダック)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
私も運用しているマネックス証券は、eMAXIS Slim 全世界株式を運用できる唯一のネット証券です。
手数料も最安で運用できて、現状では最もおすすめできるネット証券です。
これからイデコを運用する人は、マネックス証券でeMAXIS Slim 全世界株式1本投資にしてください。
eMAXIS Slim 全世界株式は、これ1本で世界中の株式に分散投資してくれて、ほったらかし運用には最適です。
中身を見ると、投資家に人気も高い米国株を中心に投資しているのがわかりますね。
つみたてNISAでも多くの人がeMAXIS Slim 全世界株式に積み立てしていて、インデックス投資の定番。
全世界株式の中でも手数料は最安で、低コスト運用したい人にピッタリ。
iDeCo(イデコ)を始めるおすすめのネット証券②:SBI証券
おすすめ度:
公式ページ: https://www.sbisec.co.jp/
- eMAXIS Slim 全世界株式(日本を除く)
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
- eMAXIS Slim 先進国インデックス
イデコの口座開設者数No.1、ネット証券の老舗のSBI証券も安定のネット証券。
eMAXIS Slimシリーズの取り扱いもあり、SBI証券を選んでおいて間違いないですね。
しかしeMAXIS Slim 全世界株式(日本を除く)しかなく、日本を投資対象から外す意味はほとんどありません。
マネックス証券には投資信託のラインナップで一歩劣りますが、手数料も最安で運用できる安定のネット証券です。
安定志向の人は、eMAXIS Slim バランス型なんかが人気ですね。
ココがポイント
- eMAXIS Slimシリーズはあるが、種類は少ない
- 全世界株式(日本を除く)のみ
iDeCo(イデコ)を始めるおすすめのネット証券③:楽天証券
おすすめ度:
公式ページ: https://www.rakuten-sec.co.jp/
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- たわらノーロード 先進国株式
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
楽天証券のイデコは、eMAXIS Slimシリーズの取り扱いもないので、現状はイマイチ。
楽天証券でイデコ運用するメリットは、楽天証券で人気を集めているつみたてNISAと同時管理ができることくらい。
イデコ自体の積み立ては楽天証券からできないので、本当に管理面だけです。
しかしそれでも楽天インデックスシリーズや、たわらノーロードシリーズはあるので、低コストな銘柄がないわけではありません。
銀行窓口で口座開設するよりは、楽天証券の方が優秀です。
私もつみたてNISAは楽天証券ですが、イデコはマネックス証券で別管理です。
別の金融機関にしていてもさほど不自由はないので、イデコを選ぶならマネックス証券にしておいてください。
ココがポイント
- eMAXIS Slimシリーズの取り扱いがない
- 現状は、選ぶ理由はない
投資信託はどれを買えばいいの?低コストのインデックスファンド一択です
銘柄 | eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー) |
投資先 | グローバル(日本を含む) |
買付手数料 | 無料 |
信託財産留保額 | 無料 |
信託報酬 | 0.1144%/年 |
結論から言うと、イデコで積み立てすべきなのは全世界株式です。
イデコの場合は強制的に60歳まで運用しますので、積極的にリターンが狙える株式1本でOKなのは言うまでもありません。
リバランスも簡単にできるので、マイナスが続くようならすぐに変更もできますからね。
中でも全世界株式なら、これ1本で世界中の株式に投資してくれるので、ほったらかし運用に最適。
中身はほぼ米国株なので、米国株1本よりはリスク分散できる運用です。
資産運用は「長期・積立・分散」と言われていますので、1本投資よりは分散して運用してください。
ココがポイント
- 株式1本はリスク高めだが、イデコは60歳まで下ろせないので長期運用になる
- イデコで運用するなら、1本で世界中の株式に投資できる全世界株式
米国株は開始以来ずっと上昇を続けている
株式の中で特に投資家に注目されているのは、米国株で人気の高い指標です。
ベテラン投資家の中では、投資対象は米国株だけでいいという人も多いほどです。
開始以来ずっと上昇していますので、これからも上昇していく期待値が高いんですね。
投資対象は株式のみでOKですが、内訳としては米国株の比率を増やしておくべきと言われています。
投資信託・ETFを選ぶ際には、内訳に米国株が含まれているか?という観点も見てください。
全世界株式なら60%くらいは米国株なので、リターンも高くなる予想です。
ココがポイント
- 米国株は開始以来ずっと上昇を続けている
- 投資信託の中でも、米国株に投資しているものを選ぶ
長期的に運用すればリスクは下がる
引用元:金融庁
投資信託とはいえ、絶対に儲かる!なんてことはありえません。
投資信託は元本保証型ではありませんので、元本割れのリスクもあり得ます。
ぶっちゃけ、最初の数年はしょっちゅうマイナスになります。
金融庁のデータによると、スタンダードな国際分散投資を5年間運用した場合と20年間運用した場合の元本割れする確率を比較した結果、20年間運用すると元本割れする資産はありません。
積み立て投資を長期運用で実践することで、平均リターンはプラス方向に転じるということです。
投資においては、コツコツ積み立てこそ最強。
最初の数年でマイナスになっていても、10年後はきっとプラスになると信じて積み立てしていきましょう。
ココがポイント
- 長期的に運用していけば、リスクは下がると結論が出ている
- 10年は我慢して積み立てを続ける
iDeCo(イデコ)を始めるまでの手順は?会社に書類を記入して貰う必要がある
イデコの運用を始めるには、まずは資料請求をしてイデコの個人型年金加入申込書を入手します。
資料請求はインターネット上からできますが、同時にそのネット証券の口座開設までしておくと、イデコの運用を管理できます。
個人型年金加入申込書は勤め先に書類を記入して貰う必要がありますので、勤め先とよく相談してください。
書類を提出したら、あとは審査を待ちましょう。
だいたい2ヶ月後くらいに、忘れた頃に口座開設が完了します。
口座開設が完了したら毎月積み立てする投資信託を決めて、いよいよ運用開始です。
最初の10年くらいは、ほったらかし運用でOKです。
ココがポイント
- 同時に運用するネット証券の口座開設もしておく
- 審査に2ヶ月近くの時間がかかる
イデコの入金方法は2種類
▼イデコの積み立て方法
- 個人払込:銀行口座から引き落とし
- 事業主払込:給料天引きで事業主が払い込む
イデコでは口座開設したネット証券からの入金ではなく、個人口座か給料天引きの2種類の方法で積み立てできます。
結論から言うと、私は個人払込で運用しています。
イデコは最初は5,000円の少額で運用して、段々と積立額を増額して運用するからです。
掛け金を増額するたびに会社に書類を出すのはめんどうだったので、個人口座からの引き落としにしています。
どちらが有利ということはないので、ここはあなたの都合に合わせて選んでOKです。
もし気軽に運用したいのであれば、個人払込にしておきましょう。
ココがポイント
- 個人払込なら、掛け金の変更で会社に書類を提出せずに済む
- どちらが有利ということはない
まとめ:iDeCo(イデコ)で本当におすすめのネット証券・金融機関は?投資信託銘柄と選定理由をランキング形式で紹介
イデコを始めるおすすめのネット証券はいかがだったでしょうか。
まとめ | |
イデコを始めるネット証券の選び方 | 手数料が最安であること eMAXIS Slim シリーズがあること |
おすすめのネット証券 | マネックス証券・SBI証券・楽天証券 |
おすすめの運用方法 | マネックス証券でeMAXIS Slim 全世界株式に1本投資 |
イデコは手数料を払う必要がある分、他の資産運用よりも手数料負けの可能性が高いです。
イデコの運用では、必ず手数料最安のeMAXIS Slim シリーズで運用してください。
具体的には、マネックス証券のeMAXIS Slim 全世界株式に1本投資が現状は初心者から上級者まで、ベストアンサーです。
こちらもつみたてNISA同様、投資未経験の人にも簡単にできますので、資産運用に不安があっても安心してください。
ぜひイデコを毎月少額で構いませんので、今のうちから始めておきましょう。