こんにちは! ショウシ(@shouhi_zaiteku)です。
資産運用ブロガーとして、資産運用やお得情報をわかりやすく解説しています。
今回はつみたてNISAのアクティブファンドについて運用成績から検証していきます。
私も楽天証券で楽天ポイントを貯めながら運用しています。
▼楽天証券のつみたてNISA運用
つみたてNISAでは、アクティブファンドは選ぶべき?
結論から言うと、つみたてNISAは低コストのインデックスファンドが1番利益が出ると、結論が出ています。
低コストのインデックスファンドに、思考停止で積み立てでOKです。
歴史的に見てもアクティブファンドは、インデックスファンドに勝ったことはありません。
負けても納得できる人だけ、アクティブファンドは選んでください。
これからつみたてNISA口座を開設する人・他社でつみたてNISAもしくはNISA口座を開設している人は 、 楽天証券 でつみたてNISA口座を開設してみてください。
先におすすめの資産運用について知りたい人は、「おすすめの資産運用」から読んでみてください。
本記事の内容
- アクティブファンドは信託報酬が高いが、高リターンが望める
- ひふみプラス・結い2101・eMAXIS Slim NYダウインデックスは、中でも利回りが高い
- 初心者は、インデックスファンドで思考停止で積み立て
つみたてNISAを詳しく知る
\つみたてNISAを基礎から知る/
アクティブファンドはリスクがある!初心者はインデックスファンドを選ぼう
▼アクティブファンドのデメリット
- 普通にマイナスのこともある
- 手数料が高い分、利益を出さないとインデックスファンドに劣る可能性もある
- 10年以下の場合は、元本割れする可能性が高い
先程説明したようにアクティブファンドは指標を大きく上回るリターンを狙えて、インデックスファンドよりも信託報酬を除いた利回りで大きく上回る可能性もあります。
しかしつみたてNISAの長期運用で継続して高いリターンを出し続けられるかは、未来のことなので誰にもわかりません。
アクティブファンドはインデックスファンドよりもコストが高い分、リターンを出さなければ利回りがマイナスになる可能性も高くなります。
投資のプロを信じてハイリスク・ハイリターンな勝負をするか、インデックスファンドを選択して平均的なリターンで満足するか、これは個々の判断によって変わってきます。
資産運用の一貫であるならばギャンブル性に依存せずにリターンを狙えるインデックスファンドに積み立てしていくことをおすすめします。
有名なひふみプラスや結い2101であれば多くの投資家が投資していますが、今後も継続して高いリターンを出せるかは誰にもわかりません。
アクティブファンドを選ぶとしても、リスクがあることを十分理解して積み立て金額を少なめに設定するなどリスク対策をしながら運用していきましょう。
ココがポイント
- 歴史的に見れば、アクティブファンドはインデックスファンドに勝ったことがない
- 手数料が高くても、普通にマイナスのこともある
【成績公開】インデックスファンドでも利回り20%を超えることもある
私もつみたてNISAを楽天証券で運用しています。
図では最高利益ですが、利回り10%でインデックス投資ではかなりいい方の利益が出ています。
もちろん毎月楽天ポイントを使い切って運用しています。
私の場合は投資信託は1本で、すべて株式に積み立てしています。
株式は投資信託の中ではリスク高めなので、マイナスも大きいですがリターンも大きくなる傾向があります。
バランス型や債券は確かにリスクも低いですが、資産運用で狙うにはリターンが小さすぎるかなと思います。
もちろんリスク低めに運用したい人はいいですが、つみたてNISAの20年という長期運用で運用すればリスクも下がります。
ココがポイント
- インデックス投資は、積み立てするだけで誰でもできる
- いつの間にか利益が出ている
運用しているのはeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
銘柄 | eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー) |
投資先 | グローバル(日本を含む) |
買付手数料 | 無料 |
信託財産留保額 | 無料 |
信託報酬 | 0.1144%/年 |
買える証券口座 | 楽天証券 、 SBI証券 |
つみたてNISAで選ぶ投資信託の中で、1番おすすめが、全世界株式(オールカントリー)です。
これ1本を買うだけで全世界の株式に投資することになりますので、下落のリスクも少なくて何よりカンタンです。
ポートフォリオもリバランスも不要ですので、あとはほったらかしでOKです。
なぜならこれ1本で世界中の株式へバランスよく投資しているので、これ1本でリスクヘッジできています。
実質コストも最安値レベルで、多くの資産運用アドバイザーはこれ1本への投資をおすすめしています。
特にeMAXIS Slim オールカントリーは、他の全世界に投資する銘柄の中でも信託報酬は最安になります。
比較的新しい銘柄で、登場当初は多くの人がこちらのオールカントリーに鞍替えしました。
ココがポイント
- eMAXIS Slimシリーズは、投資信託の中でも手数料は最安
- オールカントリーは、これ1本で世界中の株式に投資してくれる
【比較】そもそも投資信託のアクティブファンドとインデックスファンドの違いは?
アクティブファンド | インデックスファンド | |
目的 | 指標を上回る成果を出すこと | 指標と同じ動きをする |
コスト | 高めの傾向 | 低めの傾向 |
メリット | ・指標以上の高いリターンが望める ・テーマや目的に沿った投資ができる |
・低コストで世界経済の成長に乗れる ・代表的な指数は情報を入手しやすい |
主な銘柄 | ・ひふみシリーズ ・結い2101 |
・eMAXIS Slimシリーズ ・SBI・Vシリーズ |
アクティブファンドとは、プロが積極的に投資して指標以上に成果を上げることを目的とした投資信託のことを指します。
運用している方針と世界経済の状況がぴったり合えば高い利回りが望めますが、積極的な投資が裏目に出てしまうとマイナス幅も大きくなってしまいます。
アクティブファンドはインデックスファンドに比べて投資信託を運営している会社の手間が大きいので、インデックスファンドよりも信託報酬は高いです。
手数料が高くても、普通にマイナスのこともありますよ。
だからこそアクティブファンドを選ぶなら、マイナスでも納得できる人だけ選ぶのが大前提です。
ココがポイント
- アクティブファンドは手数料も高め
- 歴史的に見ると、アクティブファンドはインデックスファンドに勝ったことがない
アクティブファンドの目的は指標よりも高い成果を出すこと
インデックスファンドは、特定の指数と投資信託の値動きが一緒になるよう運用されています。
大部分のインデックスファンドでは、ファンドの名前に「インデックス」という単語が入っています。
指数とは、一般的に株式市場・債券市場など特定の市場で取引されている商品全体の平均的な値動きのことです。
例えば株価指数ならば、証券取引所で売買されている各企業の株式(銘柄)の価格(株価)を平均化したものです。
一方でアクティブファンドは、日経平均株価のような指数を上回る運用成果を出すことが目的です。
例えば日経平均株価が1か月で10%値上がりするとしたら、20%の値上がりを目指す運用をします。
そのため、企業の成長力などを丹念に分析し、指数を上回る値上がりが期待できそうな銘柄を選別してファンドに組み入れます。
ココがポイント
- アクティブファンドはベンチマークより高い利益を出すことを、目標としている
- インデックスファンドの利回りは、高くても6%前後が多い
手数料(コスト)を比較
つみたてNISAの選定基準(信託報酬) | ||
国内資産 | 海外資産 | |
インデックスファンド | 0.5%以下 | 0.75%以下 |
アクティブファンド | 1%以下 | 1.5%以下 |
ETF | 0.25%以下 | 0.25%以下 |
つみたてNISAの選定基準に沿って、解説しましょう。
アクティブファンドの信託報酬はインデックスファンドよりも高めの傾向がありますが、つみたてNISAの選定基準は国内資産に投資するもので1%以下、海外資産に投資するもので1.5%以下と基準があります。
つみたてNISAで選ばれるアクティブファンドは、投資信託全体の中でもコストが割安で優良なものが選ばれていますので、基本的にはどれを選んでも外れということはありません。
しかし信託報酬でインデックスファンドに負けている分、利回りで勝たなければ劣ってしまいますので、アクティブファンドを狙うなら10%以上の利回りを狙いましょう。
他にもつみたてNISAにがETFに投資するという選択肢もありますが、ETFについてもおすすめはできません。
つみたてNISAで運用するなら、低コストのインデックスファンドが最適解です。
アクティブファンドの手数料はもったいないと考える人は、インデックスファンドに積み立てしておいて間違いないですよ。
ココがポイント
- 基準以下の投資信託のみ、つみたてNISAでは選べる
- ETFは最安だが、買付手数料がかかる
【最新版】つみたてNISA(積立NISA)のアクティブファンド18本の運用成績
投資先区分 | 投資先資産 | 投資信託 | 信託報酬 | リターン(3年) | リターン(5年) |
国内型 | 株式 | コモンズ30ファンド | 1.038% | 11.51 | 7.67 |
大和住銀DC国内株式ファンド | 1.026% | 11.50 | 5.87 | ||
年金積立 Jグロース | 0.8856% | 11.41 | 9.41 | ||
ニッセイ日本株ファンド | 1.08% | 8.52 | 4.65 | ||
ひふみ投信 | 1.058% | 12.67 | 12.89 | ||
ひふみプラス | 1.058% | 12.67 | 12.89 | ||
株式及び公社積 | 結い2101 | 1.08% | 19.31 | 25.24 | |
海外型 | 株式 | EXE-i グローバル中小型株式ファンド | 0.3304% | 11.57 | 5.87 |
セゾン資産形成の達人ファンド | 1.55% | 15.53 | 9.61 | ||
フィデリティ・欧州株・ファンド | 1.67% | 16.57 | 8.57 | ||
eMAXIS NYダウインデックス | 0.648% | 17.98 | 12.31 | ||
株式及び公社積 | セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | 0.62% | 8.13 | 4.59 | |
ハッピーエイジング20 | 1.5876% | 11.03 | 5.22 | ||
ハッピーエイジング30 | 1.458% | 8.88 | 4.43 | ||
ハッピーエイジング40 | 1.298% | 6.33 | 3.80 | ||
世界経済インデックスファンド | 0.54% | 8.33 | 3.66 | ||
株式及びREIT | フィデリティ・米国優良株・ファンド | 1.6092% | 12.98 | 8.70 | |
株式・公社積・REIT | のむラップ・ファンド(積極型) | 1.4904% | 8.69 | 5.32 |
つみたてNISAで選定可能な、アクティブファンド18本の運用成績を解説します。
トータルリターンが安定して10%を超えている銘柄は、以下3本に限られます。
アクティブファンドを選ぶなら、以下のファンドがおすすめです。
ちなみにeMAXIS Slim NYダウインデックスファンドは、つみたてNISAではアクティブファンドに組み入れられています。
インデックスとついていても、インデックスファンドの間違いではないです。
- ひふみ投信 / ひふみプラス
- 結い2101
- eMAXIS Slim NYダウインデックス
もしこれからつみたてNISAでアクティブファンド選びに迷っているなら、上記3本に絞って検討してください。
アクティブファンドは信託報酬が高めなので、リターンがとにかく高い銘柄でないと信託報酬の分が元を取れなくなり、結果的にインデックスファンドよりも利回りが低くなってしまうことになります。
アクティブファンドを狙うなら最低でも利回り6%以上、理想としては10%以上の利回りが必要でしょう。
アクティブファンドを検討している人は、信託報酬が高い分、インデックスファンドよりも利回りが高くて当たり前だと考えてください。
ココがポイント
- 長期的にリターンが10%以上の銘柄は3本
- 信託報酬が高い分、利益を大きく狙わないとマイナスになりやすい
つみたてNISAのアクティブファンド選定基準は?
- 純資産額が、50億円以上
- 信託設定以降、5年以上経過
- 販売手数料:無料(ノーロード)
- 信託報酬:国内資産を対象とするもの : 信託報酬:1%以下(税抜き)
- 信託報酬:海外資産を対象とするもの ・ 信託報酬:1.5%以下(税抜き)
引用元:金融庁
つみたてNISAのアクティブファンド選定基準は、優良なファンドのみが選ばれています。
純資産や経過など一定以上の水準を達成しているものに限られますが、つみたてNISAのアクティブファンド選定基準に成績は含まれないということ。
つみたてNISAのアクティブファンドは金融庁のお墨付きであるからと言って、必ずしも高いリターンが望めるわけではありません。
しかしつみたてNISAの選定基準で販売手数料は無料のものに限られ信託報酬も制限がありますので、平均的なアクティブファンドと比較すると割安な水準で選定されています。
ココがポイント
- つみたてNISAに選ばれるアクティブファンドは、どれも優良
- 成績は、ファンドの選定基準に含まれない
結局どれを選べばいいの?人気のひふみプラスなら選ぶ価値あり
アクテイブファンドで選ぶべきなのは、ひふみ投信のひふみプラス。
パフォーマンスを見ても、開始した2027年から運用していれば、約2倍の成績を出しています。
さすがにコロナショックがあった2020年は大暴落していますので、元本割れもありました。
しかし多くのファンドで元本割れしていましたし、その後の回復基調に乗れば暴落前以上まで戻りました。
やはり選ぶなら、透明性が高い運用をしているひふみがオススメです。
ココがポイント
- アクティブファンドといえば、ひふみプラス
- zコロナ後は2倍の成績を出している
ひふみプラスとひふみ投信の違いは?
ひふみ投信 | ひふみプラス | ひふみ年金 | |
購入方法 | レオス・キャピタルワークスから直接購入 | 銀行や証券会社を通じて購入 | 確定拠出年金制度を利用して購入 |
販売手数料 | 無料 | 銀行による ※つみたてNISAは無料 |
銀行による |
信託報酬 | 1.058% | 1.058% | 0.82% |
ひふみを運用しているレオス・キャピタルワークスは、3種類のひふみを販売しており運用内容については差がありません。
しかし購入するパターンに応じて3種類に分かれています。
ひふみ年金については確定拠出年金用ですので、確定拠出年金以外の口座では買うことはできません。
ひふみ投信とひふみプラスの違いは、レオス・キャピタルワークスから直接購入するか、楽天証券などの証券会社を通じて買うかの違いだけです。
ひふみプラスの販売手数料については、各窓口となっている銀行で課せさられている場合もありますが、おすすめのネット証券で選んでおけば無料で購入できます。
ひふみ投信とひふみプラスは、本質的には同じものと覚えておきましょう。
ココがポイント
- つみたてNISA・イデコでも、ひふみを選べる
- 買う口座によって、ひふみの種類が異なる
どの金融機関で投資信託を買えばいいの?低コストなネット証券で買うべき
ネット証券 | 投資信託の銘柄数 | 最小投資金額 | ポイント投資 |
楽天証券 | 2,638本 | 100円 | 楽天ポイント |
「楽天ポイント」を貯めたり使ったりできるネット証券 ポイント投資で有名で、今1番お得に運用できると話題 |
|||
SBI証券 | 2,651本 | 100円 | Tポイント |
証券口座と言えば、SBI証券と言っても過言ではないでしょう 低コスト・豊富なラインナップで、投資家には必須の口座 |
|||
マネックス証券 | 1,000本 | 100円 | マネックスポイント |
低コストな投資信託の取り扱いが多いネット証券 イデコではマネックス証券で運用が最強 |
投資信託についてわかった所で、じゃあどこで買えばいいの?という疑問が出てくるでしょう。
投資信託は星の数ほどありますが、ほとんどが手数料が高い銘柄ばかり。
特に銀行窓口で買う投資信託は、どれも高すぎて利益が出ないのでやめましょう。
答えは、ネット証券で口座開設して、eMAXIS Slim シリーズを買ってください。
eMAXIS Slimシリーズは量販店のように、「他に安い銘柄あったら下げますよ」と言っています。
つまりいつの時代でもeMAXIS Slim なら最安の銘柄で、ネット証券なら買付手数料も無料です。
投資信託で利益を出すなら、ネット証券・eMAXIS Slimが最強の組み合わせですので、必ずこの組み合わせで始めてください。
ココがおすすめ
- 銀行窓口で買う投資信託は、手数料が高すぎてほとんどの人がマイナスになる
- ネット証券なら、すべての投資信託の買付手数料は無料
使ってよかった本当におすすめのネット証券:楽天証券
おすすめ度:
公式ページ: https://www.rakuten-sec.co.jp/
どの投資信託を買うか決まったら、次は実際に買ってみましょう。
現状は楽天証券の楽天カード積み立てで、1%分の楽天ポイントをもらいながら積み立てするのが、最もお得な買い方。
ノーリスクで1%の利回りが確定するということですから、すごいことなんですよ。
貯まった楽天ポイントは、投資信託の購入に使えます。
ポイント還元で貯まったポイントで投資信託を買えますから、毎月コツコツ貯めるには最適なんですね。
楽天証券なら投資信託のラインナップも最多クラス。手数料も安くて、投資家なら必ず持っておきたい口座です。
投資を始める人は、まず楽天証券で口座開設してみてくださいね。
ココがポイント
- 楽天証券・つみたてNISA・楽天カードの組み合わせで、運用する人が急増している
- 楽天証券が最もお得に運用できる
まとめ:つみたてNISA(積立NISA)のアクティブファンドってどうなの?オススメファンド紹介と運用成績を比較
つみたてNISAのアクティブファンドはいかがだったでしょうか。
まとめ | |
アクティブファンドの特徴 | 指標以上の利益を出す 手数料は高めの傾向 |
アクティブファンドに向いてる人 | リターンとコストのバランスを図れる人向け |
資産運用初心者 | 低コストなインデックスファンドがおすすめ |
初心者におすすめの銘柄 | eMAXIS Slim 全世界株式 |
アクティブファンドは手数料は高いですが利回りがいいので、ガンガンリターンを狙っていく人向けです。
インデックスファンドよりも圧倒的に高いリターンを出せますので、手数料を加味して選んでみましょう。
つみたてNISAのアクティブファンドの中では、ひふみプラスと結2101がおすすめです。
老後資産2,000万円を用意するために、今つみたてNISAは話題が話題を呼び、口座開設する方が急増しています。
投資初心者はまずは楽天証券でつみたてNISAを始めて、楽天ポイントでお得に少額からインデックス投資を始めましょう。
【つみたてNISA】まとめ記事
つみたてNISAについては、理解できましたか?
資産運用が初めての人は、利益が非課税になってお得な、つみたてNISAが入門編です。
つみたてNISAについてのまとめ記事です。つみたてNISAについて、全体を理解しておきましょう。まとめ記事は、「この記事を読む」をタップしてください。