こんにちは! ショウシ(@shouhi_zaiteku)です。
資産運用ブロガーとして、資産運用やお得情報をわかりやすく解説しています。
今回はつみたてNISAでETF投資をおすすめできない理由ついてわかりやすく解説します。
私も楽天証券で楽天ポイントを貯めながら運用しています。
▼楽天証券のつみたてNISA運用
つみたてNISAでは、ETF投資はおすすめできません。
つみたてNISA対象のETFは、ぶっちゃけ微妙なのしかありません。
低コストのインデックスファンドが1番利益が出ると結論が出ています。
具体的にはほとんどの人がeMAXIS Slim シリーズを選んでいますので、ここから選べばOKです。
僕はつみたてNISAもイデコも、eMAXIS Slim 全世界株式に1本投資で、ほったらかし運用をしています。
これからつみたてNISA口座を開設する人・他社でつみたてNISAもしくはNISA口座を開設している人は 、 楽天証券 でつみたてNISA口座を開設してみてください。
先におすすめの資産運用について知りたい人は、「おすすめの資産運用」から読んでみてください。
本記事の内容
- つみたてNISAではETFより、低コストのインデックスファンドが利益が出やすい
- つみたてNISA対象のETFは7本のみ
- 対象ETFのコストは、インデックスファンドに劣る
つみたてNISAを詳しく知る
\つみたてNISAを基礎から知る/
【最新版】つみたてNISA(積立NISA)の対象ETFは?対象は7本のみ
投資先 | つみたてNISA対象ETF |
国内株式 | ダイワ上場投信 日経225 |
ダイワ上場投信 日経TOPIX | |
ダイワ上場投信 JPX日経400 | |
米国株 | 上場インデックスファンド米国株式(S&P500) |
世界株 | 上場インデックスファンド世界株式(MSCI ACWI)除く日本 |
先進国株 | 上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI) |
新興国株 | 上場インデックスファンド海外新興国株式(MSCIエマージング) |
つみたてNISAでは金融庁が厳選した148本のインデックス投資信託と、18本のアクティブ投資信託と、7本のETFに投資が可能になっています。
最初は3本でしたが、米国株・世界株・先進国・新興国株と、投資信託に劣らないラインナップになりました。
しかしETFの銘柄は、ネット証券でほとんど取り扱いがなく、特に選ぶ理由はないかと思います。
ETFはリアルタイムに売買できるメリットがありますが、つみたてNISAは頻繁に売買するものではないので、投資信託で十分ですよ。
楽天証券やSBI証券で取り扱いもなく、ポイント投資で積み立てするメリットも活かせません。
私も投資信託で積み立てしていて、ETFは選んでいません。
つみたてNISAは、インデックスファンドに投資しておいて間違いないです。
ココがポイント
- つみたてNISAではETFは7本のみ
- つみたてNISAではインデックスファンドに積み立てすべき
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー):これ1本でOK
銘柄 | eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー) |
投資先 | グローバル(日本を含む) |
買付手数料 | 無料 |
信託財産留保額 | 無料 |
信託報酬 | 0.1144%/年 |
買える証券口座 | 楽天証券 、 SBI証券 |
つみたてNISAではETFは手数料がかかるので、選ぶべきではありません。
頻繁に売買するわけではないつみたてNISAでは、ETFのメリットは十分に活かせないからです。
結論から言うと、投資先は幅広い地域で分散して投資すべきです。
引用元:eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
私がおすすめしているeMAXIS Slim オールカントリーは、1本だけで分散投資してくれます。
投資先を物理的に分散しておけば、暴落の危険も下がりますよ。
オールカントリーなら1本で世界中の株式に分散投資できますし、eMAXIS Slimシリーズは手数料も最安ですよ。
私もつみたてNISAもイデコもこれ1本で積み立てして、ほったらかしで運用できます。
ココがポイント
- eMAXIS Slim オールカントリーは、1本で世界中に分散投資できる
- ポートフォリオもリバランスも不要
そもそもETFとは何なの?投資信託との違いとメリットを比較
投資信託 | ETF | |
取引時間 | 9時〜15時 | リアルタイム |
最低購入価格 | 100円 | 基準価額による |
購入手数料 | 無料 | 販売会社による |
信託報酬 | 安め | 安め |
売却時手数料 | 無料 | 無料 |
ETFとは投資信託と似ていますが、買い方が少し違いますね。
本質的にはインデックスファンドが指標に連動するように、ETFは指標そのものなので、本質的には同じようなものです。
ETFに積み立てするにはまとまったお金が必要ですが、投資信託は100円から積み立てが可能です。
その分、投資信託は気軽に買えていいですね。
もちろんETFの方が投資している感は味わえますが、インデックスファンドでも結果はほぼ同じ。
より買いやすいのが投資信託です。
ココがポイント
- ETFに積み立てするにはまとまったお金が必要
- インデックスファンドもETFも、本質的にはほぼ同じ
経済指標そのものに投資ができる
ETFの最大の特徴は、TOPIXやダウなど経済指標そのものに投資しているということです。
そしてETF自体が上場しているので投資信託よりも信頼性が高いのが特徴です。
ETFの値動きは経済指標そのものを見ればいいので、非常にわかりやすいですね。
有名なロボアドバイザー投資では投資先がETFに限られていたりしますので、ETF自体は注目を集めていて信頼性も高いです。
但し、つみたてNISAではETFの立ち位置は微妙というだけです。
ココがポイント
- ETFは指標そのものに投資している
- 指標と同額程度の資金で購入する
リアルタイムに売買できる
投資信託を買う場合には1日1回の基準価格でのみ取引が可能です。
そのため注文を入れても売買に数日かかってしまう場合もあります。
しかしETFの場合ではリアルタイムに取引が可能で、株式と同じように1日の値動きを見ながら注文することも可能です。
ここは投資信託にはないメリットですね。
しかし長期運用で積み立てしていくなら1日の値動きはほぼ無視できるほどなので、あまり気にする必要はないでしょう。
つみたてNISAの場合は20年の非課税期間があるので、最低でも10年程度のスパンで投資は考えましょう。
ココがポイント
- 24時間いつでも売買できる
- 投資信託の場合は数日はかかる
つみたてNISA(積立NISA)のETF投資をおすすめできない理由は?デメリットも理解しよう
▼つみたてNISAでETF投資をおすすめできない理由
- 低コストな投資信託の方が手数料は安い
- 自身でリスクヘッジしなくてはならない
- 1番おすすめの楽天証券で取扱いがない
低コストな投資信託の方が手数料は安い
投資先 | 信託報酬 | 買付手数料 |
ダイワ上場投信 日経225(ETF) | 0.176% | 証券会社による |
eMAXIS Slim 米国株式(投資信託) | 0.0968% | 無料 |
eMAXIS Slim 全世界株式(投資信託) | 0.1144% | 無料 |
一般的にETFの信託報酬は安めな傾向があり、手数料が割高な投資信託よりは安くなります。
しかし最近では低コストを売りにしている銘柄が多くなり、特に人気の高いeMAXIS Slimシリーズと信託報酬を比べると、ETFの方が手数料は高いですね。
ETFのメリットは低コストだったのに手数料面で投資信託に劣ってきているので、最近ではETFに投資する意味はあまりなくなってきていますね。
つみたてNISAでは低コストなインデックスファンドに積み立てしていくのが1番おすすめです。
インデックスファンドなら手数料も安くてパフォーマンスも高いので、初心者は低コストなインデックスファンドを選びましょう。
具体的にはeMAXIS Slimシリーズは手数料が最安水準で、パフォーマンスも高いので多くの人が選んでいます。
ココがポイント
- 手数料は、eMAXIS Slim シリーズの方が安い
- さらにETFは、買付手数料がかかる
自身でリスクヘッジしなくてはならない
例えば投資信託のeMAXIS Slim 先進国株式では、米国や日本を始めとする先進国の株式から信託会社が投資先を選定して、リスクヘッジしながら投資先を決定してます。
もし米国株に暴落が発生しても先進国株式を買っているからといって、必ずしも暴落が発生するわけではありません。
投資信託の中のポートフォリオによっては、一部値下がりするだけで済む可能性もあります。
一方、ETFのダイワ上場投信 日経TOPIXに投資した場合は、連動する経済指標はTOPIXのみになるので、TOPIXに暴落が発生すると影響を強く受けてしまいます。
そのためETFに投資する場合は、自身でポートフォリオを組みリスクヘッジしながら投資する必要があります。
これを投資初心者が完璧にこなすにはハードルが高いです。
そこまで考えて投資できる人は、投資家の中でも少数でしょう。
投資初心者こそ、ETFより投資信託に積み立てしておく方が無難です。
もちろんポートフォリオを組める人は、ETFの特徴を理解した上で積み立てするなら問題ないでしょう。
ココがポイント
- 投資先の資産クラスのリスクは、理解しておこう
- 自身で他の資産と組み合わせて、リスクヘッジが必要
大手ネット証券(楽天証券・SBI証券)で取扱いがない
つみたてNISAの口座開設は、つみたてNISAの積み立てで楽天ポイントがお得に貯まる楽天証券が1番おすすめです。
現状の最適解は、楽天証券で楽天ポイントを貯めたりポイント投資しながら、多くの人が運用しています。
その楽天証券では、つみたてNISAでETFを選ぶことはできません。
つまり多くの人は、つみたてNISAでETFを選んでいないことになります。
最近では低コストの投資信託が増えていますので、わざわざつみたてNISAでETFを選ぶ必要はないですね。
ココがポイント
- 現状1番お得に運用できる楽天証券で、ETFの取り扱いがない
- インデックスファンドの方がお得に運用できる
どの金融機関で投資信託を買えばいいの?低コストなネット証券で買うべき
ネット証券 | 投資信託の銘柄数 | 最小投資金額 | ポイント投資 |
楽天証券 | 2,638本 | 100円 | 楽天ポイント |
「楽天ポイント」を貯めたり使ったりできるネット証券 ポイント投資で有名で、今1番お得に運用できると話題 |
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SBI証券 | 2,651本 | 100円 | Tポイント・Vポイント |
証券口座と言えば、SBI証券と言っても過言ではないでしょう 低コスト・豊富なラインナップで、投資家には必須の口座 |
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マネックス証券 | 1,000本 | 100円 | マネックスポイント |
低コストな投資信託の取り扱いが多いネット証券 イデコではマネックス証券で運用が最強 |
投資信託についてわかった所で、じゃあどこで買えばいいの?という疑問が出てくるでしょう。
投資信託は星の数ほどありますが、ほとんどが手数料が高い銘柄ばかり。
特に銀行窓口で買う投資信託は、どれも高すぎて利益が出ないのでやめましょう。
答えは、ネット証券で口座開設して、eMAXIS Slim シリーズを買ってください。
eMAXIS Slimシリーズは量販店のように、「他に安い銘柄あったら下げますよ」と言っています。
つまりいつの時代でもeMAXIS Slim なら最安の銘柄で、ネット証券なら買付手数料も無料です。
投資信託で利益を出すなら、ネット証券・eMAXIS Slimが最強の組み合わせですので、必ずこの組み合わせで始めてください。
ココがおすすめ
- 銀行窓口で買う投資信託は、手数料が高すぎてほとんどの人がマイナスになる
- ネット証券なら、すべての投資信託の買付手数料は無料
どれに積み立てすればいいの?eMAXIS Slim 全世界株式で世界中の株式に分散投資
銘柄 | eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー) |
投資先 | グローバル(日本を含む) |
買付手数料 | 無料 |
信託財産留保額 | 無料 |
信託報酬 | 0.1144%/年 |
買える証券口座 | 楽天証券 SBI証券 |
eMAXIS Slim シリーズの中でも私のおすすめは、eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)です。
全世界株式は1本で世界中の株式に分散投資してくれるので、他の銘柄も選ばなくてもいい、ほったらかし運用向き。
eMAXIS Slim シリーズなら、全世界株式の中でも手数料が最安。
これ1本で米国株も日本株も、新興国の株にも分散して積み立てしてくれます。
まさに初心者やほったらかし投資をしたい人にとっては、最適な銘柄です。
つみたてNISAの非課税のメリットを活かして、全世界株式でリターンを狙っている人がほとんどです。
eMAXIS Slimシリーズは、多くの人が積立している銘柄なので、安心して選んでください。
ココがポイント
- eMAXIS Slim シリーズなら、いつの時代も手数料最安の銘柄
- 全世界株式は、投資信託の定番で人気の銘柄
使ってよかった本当におすすめのネット証券:楽天証券
おすすめ度:
公式ページ: https://www.rakuten-sec.co.jp/
まずはポイント投資の代名詞である、楽天ポイント投資ができる楽天証券です。
楽天証券自体が、低コストで投資信託の銘柄数も最多水準なので、資産運用を始めるならほぼ必須。
まずはSBI証券・楽天証券のどちらかで選べば、今後の拡張性も高いネット証券です。
また投資信託の購入額の1%分のポイントが貯まるのも魅力的。
私は毎月つみたてNISA口座で定額を積み立てて、そこからポイントを充足するようにしています。
投資信託の積み立て時にポイントがたまる唯一のネット証券で、これから始めるなら楽天カードもあると便利。
ポイント投資の面でも優位なネット証券で、今では多くの人が楽天ポイントで投資信託を買っています。
ポイントを余らせている人・お買い物で使ってしまう人は、ポイントで投資信託を買って将来への積み立てをしてみませんか?
まとめ:つみたてNISA(積立NISA)でETF投資ってどうなの?おすすめしない理由を解説
つみたてNISAのETF投資をおすすめできない理由はいかがだったでしょうか。
まとめ | |
ETFとは? | 指標そのものに投資する 手数料は安めの傾向 |
ETFをおすすめできない理由 | 手数料が安くない 自身でポートフォリオを組む必要がある おすすめの楽天証券で取り扱いがない |
つみたてNISA | 低コストなインデックスファンドに投資しよう |
つみたてNISAではETF投資はおすすめできません。
そもそも1番お得につみたてNISAを運用できる楽天証券で取り扱いがありませんので、おのずと選択肢からは除外されます。
つみたてNISAでは低コストなインデックスファンドが最良ですので、ぜひeMAXIS Slimシリーズへ積み立てしましょう。
老後資産2,000万円を用意するために、今つみたてNISAは話題が話題を呼び、口座開設する方が急増しています。
投資初心者はまずは楽天証券でつみたてNISAを始めて、楽天ポイントでお得に少額からインデックス投資を始めましょう。
【つみたてNISA】まとめ記事
つみたてNISAについては、理解できましたか?
資産運用が初めての人は、利益が非課税になってお得な、つみたてNISAが入門編です。
つみたてNISAについてのまとめ記事です。つみたてNISAについて、全体を理解しておきましょう。まとめ記事は、「この記事を読む」をタップしてください。