こんにちは! ショウシ(@enoughfull_shou)です。
資産運用ブロガーとして、資産運用やお得情報をわかりやすく解説しています。
今回はつみたてNISAの売却方法と売り時・利益確定のタイミングをわかりやすく解説します。


つみたてNISAを始めるなら、私も運用している楽天証券が現状は最もお得に運用できます。
▼楽天証券のつみたてNISA運用
つみたてNISAは非課税期間が終了する20年後まで保有しておくことがおすすめです。
しかし税制面で不利になることはないので、心配な場合は途中で売却して利益確定してもいいでしょう。
ただし少なくても10年程度の長期運用で見ていきましょう。
つみたてNISAは運用益が非課税となり、年末調整も確定申告も必要ありませんので、初心者でも始めやすい投資です。
投資初心者でも少額からインデックス投資を始めることができますので、ぜひこの機会に始めてみてください。
本記事の内容
- つみたてNISAはいつでも売却ができる
- つみたてNISAは非課税期間終了(20年間)まで保有がおすすめ
- もし売却する場合は複数回にわけて売却する
- 投資信託の売却手順を解説
目次
つみたてNISA(積立NISA)の売却時の注意点を解説!つみたてNISAの非課税期間終了まで運用しよう


つみたてNISAのおすすめ売却時期はつみたてNISAの非課税期間が終了する20年後です。
つみたてNISAの長期積立の恩恵を最大限に発揮するには、長期運用をできるだけ長く継続する必要があります。
非課税期間終了時まで投資信託を保有してても問題ありませんので、つみたてNISAが終了するまで保有しておきましょう。
もし心配な方や資金が必要になった方は売却してもOKですが、その場合も複数回に分けて売却しましょう。
少なくても10年は運用して、積み立てた投資信託は1年程度の期間を掛けてコツコツ売却がおすすめです。
投資信託を買う時に積立で時間リスクを分散しましたので、売却時も同様にリスクを分散しておくといいでしょう。
いつでも売却可能な安心感がある
つみたてNISAはいつでも売却して、現金を引き出すことができるメリットがあります。
これから始める人は、いつでも売却して現金にできる安心感があると違いますね。
イデコの場合は、60歳になるまで引き出すことができませんが、ここはつみたてNISAならではのメリットです。
急に現金が必要になった場合にも対応できるつみたてNISAなら、初心者でも安心して積み立てすることができますね。
但し投資信託は現金化するまで数日はかかりますので、引き出すにしても数日の余裕を持って引き出しましょう。
まだ迷っている人は、まずは楽天証券で口座開設してみてください。
つみたてNISAならいつでも現金化できるので、初心者にも始めやすいですよ。
非課税期間終了後の投資信託は課税口座に移管される
つみたてNISA期間内に購入した投資信託には取得価格という概念がありません。
非課税期間が終了した投資信託はその時の時価で課税口座へ移管されます。
つまり今し方購入した投資信託であるかのように課税口座に移管されるわけですね。
課税口座に移管後に発生した利益については通常通り20.315%の税金が課税されます。
つみたてNISAの非課税期間終了後に投資信託を売却しても、利益が発生していなければ税金がかかることはありません。
長期運用を目的としたつみたてNISAは非課税期間が終了する20年後まで保有しておくことをおすすめします。
つみたてNISAは好きな時に売却してOK!売るなら複数回に分けよう
つみたてNISAの非課税期間は最長であって、必ずしも20年間売却してはいけないということはありません。
いつでも売却してお金を引き出すことができます。
利益がある程度増えてきて利益確定をしておきたい場合は売却しても問題ないですが、売り時は複数回に分けて売却するようにしましょう。
複数回に分けることで毎月積立てて入金した時間リスクの分散を、出金時にも分散させることができます。
相場はプロでも見抜くのは難しいので「ここが売り時!」と思っても、さらに伸びていく可能性も大いにありえます。
投資初心者こそ利益確定には慎重になるべきです。
必ず複数回に分けて利益確定していきましょう。
含み損が出ている(マイナス)の時は売るとマイナスを受け入れることになる
つみたてNISAで含み損が出ている時・マイナスの時は売却してはいけません。
つみたてNISAでは投資による利益が非課税になるというメリットもありますが、損失時の補てんがありませんので、マイナスの時に売却してしまうと損失を受け入れることになります。
具体的には繰越控除や損益通算をすることができませんので、他の投資の利益と相殺もできません。
つみたてNISAはせっかく利益が非課税になるお得な制度ですので、売却する時は必ず利益が出ている時にしておきましょう。
つみたてNISA(積立NISA)の売り時は?売却タイミングを解説


投資信託の売却タイミング
- スイッチング(買い替え)目的の売却はしてはいけない
- 急にまとまった資金が必要になった
- 他の証券会社に移管したい
- まとまった資金を別の投資に切り替えたい
つみたてNISAのおすすめの売り時は非課税枠終了の20年後まで保有しておくことですが、それぞれ事情があるでしょう。
つみたてNISAを積み立てた投資信託を売却してもいいタイミングを解説します。
いずれの場合も複数回に分けて売却して利益確定しましょう。
スイッチング(買い替え)目的の売却はしてはいけない
残念ながらつみたてNISAは売却したからといって、その年の年間積立額上限の40万円は増えることはありません。
スイッチング(買い替え)目的の売却はできませんので注意が必要です。
後からもっといい銘柄が発売されたからといって、そちらに買い替え目的で売却するのはやめましょう。
その場合は今後積み立てする銘柄を変更するだけでOKです。
今後もっといい銘柄が発売されないとも限りませんが、つみたてNISAを始める段階でなるべく低コストで収益性がいい銘柄に投資しておきましょう。
具体的には、eMAXIS Slim 全世界株式に投資しておけば間違いないですよ。
もしくはもっとリスク低めに運用したいなら、eMAXIS Slim バランスがおすすめです。
急にまとまった資金が必要になった
色々な事情で急に資金が必要になることもあるでしょう。
様々な事情があります、売却もやむを得ないでしょう。
あなた自身の年齢にもよりますが、もしiDeCoなど他の投資にも積み立てをしている場合はそちらをあてにするのもいいでしょう。
例えば60歳〜70歳の期間に資金が必要なら先にiDeCoを崩して、その後もしもの時のためにつみたてNISAの資金はとっておくなどの資金計画でもいいでしょう。
iDeCoの場合もつみたてNISAと同様に一気に売却はせず、資金が必要な2〜3年前から順次売却していくといいでしょう。
余裕を持った資金計画を立てましょう。
他の証券会社へ移管したい
つみたてNISAは年度を跨げば、他の証券会社に移管することができます。
「他の証券会社の方がお得なケースがあるのでそちらに乗り換えたい」という場合には、証券会社を変更してもいいでしょう。
つみたてNISAの証券会社を変更する場合は、今まで積み立てた投資信託を売却する必要はありません。
現在の金融機関でNISA枠を継続したまま、別の証券会社へ変更することができます。
但し同一年度内で複数の金融機関でつみたてNISA口座を開設することはできません。
つみたてNISA口座の証券会社変更は来年度からの適用になります。
来年度の申し込みは毎年10月1日からです。証券会社の変更は時期を見て行いましょう。
現状のつみたてNISAで1番おすすめな証券会社は、つみたてNISAの積み立てで1%のポイントが貯まる楽天証券です。
私も楽天証券でつみたてNISAを運用しています。
楽天証券で運用しておけば間違いないですよ。
まとまった資金を別の投資に切り替えたい
つみたてNISAも非常にお得な制度ですが、利回りが良くない場合は他の投資も魅力的に見えてくるでしょう。
同じく積み立てで長期運用ができるおすすめの資産運用に、ロボアドバイザー投資があります。
こちらのロボアドバイザー投資は運用益には税金がかかり非課税にはなりませんが、確定申告は不要で利回りもいいです。
ロボアドバイザー投資も非常におすすめですので、つみたてNISAの積立額を減額してこちらのロボアドバイザー投資に積み立てしてもいいでしょう。
話題のウェルスナビは利回りもよく、THEO(テオ)は手数料割引制度もあり、非常におすすめです。
ぜひロボアドバイザーにも積み立てをしてみてください。
つみたてNISA(積立NISA)の売却方法・途中解約の方法を解説(楽天証券の場合)
実際につみたてNISAで積み立てている投資信託の売却手順を、楽天証券を例に解説します。
まず楽天証券にログインを行います。
ログイン後に投資信託を意味する「投信」をクリックします。
投信を選択後に注文を選択するタブが表示されますので、「解約注文」を選択しましょう。
次に口座選択となりますので、つみたてNISAを選択します。
つみたてNISA選択後は、自身の保有銘柄が表示されますので売りたい銘柄を選択して売却しましょう。
売却画面では一部売却(金額指定)か全額を選ぶことができます。
- 金額指定:保有する銘柄の一部だけ売却したい時に選択
- 全額:保有する銘柄の全てを売却したい時に選択
投資信託を売却した場合、売却後にすぐに口座にお金は戻りません。
数日後に売却したお金が口座に入金されます。
売却した投資信託は、売却時の時価で取引されますので実際に支払った元本よりも少ない場合もあります。
つみたてNISAのメリットは?


つみたてNISAのメリット
- 利益をそのまま受け取れる(非課税)
- 非課税期間が長く長期運用に向いている
- 低コストなインデックスファンドに投資できる
つみたてNISAがわかった所で、つみたてNISAのメリットをおさらいしましょう。
つみたてNISAは年間40万円と掛け金に上限はありますが、運用益がすべて非課税になるお得な制度です。
投資を始めるなら、まずは非課税で運用できるつみたてNISAがおすすめです。
さらに楽天証券なら毎月の積み立てでお得に楽天ポイントを獲得することもできます。
運用期間は20年と比較的長いため将来への資産形成にはもってこいの制度です。
将来のお子様の進学費用や老後資金のためにも今から積み立てしておきましょう。
投資と聞くと初心者はとっつきにくいかもしれませんが、投資信託は先程紹介した銘柄に思考停止で積み立てしておけば問題ありません。
今とても注目されているお得な制度ですので、ぜひ今から始めておきましょう。
-
-
【ゼロからわかる】つみたてNISA(積立NISA)とは?特徴と評判・口コミ・メリット・デメリットを徹底解説
続きを見る
まとめ:つみたてNISAの売却方法は?売り時と利益確定のタイミングをわかりやすく解説
つみたてNISAの売却方法と売り時と利益確定のタイミングについてはいかがだったでしょうか。
まとめ | |
つみたてNISA | いつでも売却して現金化できる安心感がある |
売り時は? | 複数回に分ける できる限り非課税期間終了まで保有する |
つみたてNISAは非課税期間が終了する20年後まで保有しておくことがおすすめです。
しかし税制面で不利になることはないので、心配な場合は途中で売却して利益確定してもいいでしょう。
ただし少なくても10年程度の長期運用で見ていきましょう。
つみたてNISAは運用益が非課税となり、年末調整も確定申告も必要ありませんので、初心者でも始めやすい投資です。
投資初心者でも少額からインデックス投資を始めることができますので、ぜひこの機会に始めてみてください。
お得なキャンペーン開催中


楽天ポイントをお得に貯めるには、
楽天証券
の他に楽天銀行と
楽天カード
の作成が必要になります。
楽天銀行と楽天証券を連携するだけで、現金1000円が漏れなく貰えます。
非常にお得なキャンペーンとなっていますので、ぜひこの機会に楽天銀行と楽天証券の両方を口座開設してみてください。
こちらのキャンペーンはエントリーが必要となっていますので、口座開設後は必ずエントリーしてください。